香粧品を開発する上で欠かせない【使用感・感触】を数値化するための実践的な講座です!
官能データと機器測定データとの関連性,感性価値(共感・感動)を高める手法についても言及します.

化粧品の使用感・感触評価と感性価値の開発

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セミナー概要
略称
化粧品の使用感
セミナーNo.
td141208
開催日時
2014年12月26日(金) 10:30~17:10
主催
(株)テックデザイン
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
学生:  30,535円 (本体価格:27,759円)
備考
テキスト付
講座の内容
プログラム

第1部:化粧品開発における使用感・感触評価(2.5h) 

~機器分析と官能評価の相関性~ 
1.官能評価データの解析による物理的因子の推定
 ① 物理的因子を意識した触感の官能評価法      
 ② 官能評価の多変量解析とその解釈
 ③ 多変量解析の落とし穴              
 ④ 機器測定と官能データとの関係づけの方法
2.触感の物理メカニズム解析の事例
 ① 繊維製品における触感の物理メカニズム      
 ② ヘアケア製品における触感の物理メカニズム
 ③ スキンケア製品における触感の物理メカニズム
3.材料の触感設計
 ① 物理量と材料の微構造の関係づけ         
 ② 材料の触感設計
 ③ 触感設計の妥当性の評価             
 ④ 今までにない使用感・感触の設計に向けて
概要,ポイント:使用感・感触は、香りや外観などの香粧品の使用感に関する他の感覚に比較して機器による評価が難しい感覚である。しかし、使用感・感触を物理的な言葉で表すことにより、物理的な計測が可能になり、さらには材料物性の制御によって使用感の設計を行うことも可能になる。本講座では触感の背後にある物理的因子を明らかにし、それぞれの触感を引き起こす物理現象をモデル化する手法について紹介する。

第2部:化粧品使用感の官能評価と感性価値の開発 (2.5h)

1. 化粧品と感性価値
 ① 商品の価値構造と商品のもつ感性価値考察     
 ② 化粧品の感性価値の構造
2. 化粧品の使用感・心地よさ
 ① 使用感の意味・価値を考える           
 ② 感性価値の優れた使用感とは
3. 使用感の科学的な記述法・評価法である官能評価
 ① 科学的測定法としての官能評価の超促成入門    
 ② 生理学、心理学の感覚研究成果の取り込み
 ③ 化粧品の官能評価の現場
4. 感性価値の定量的・視覚的記述法であるQDAの作成法
 ① 創造的官能評価の考え方             
 ② ソムリエの言葉、ブレンダーの言葉
 ③ モノづくりのための言葉の選定と尺度の設定    
 ④ QDAの創造的活用の展開
5. 使用感におけるQDAを活用した【集・創・伝】の体系
 ① お客さまの求める使用感を探求・収集する【集】  
 ② その使用感を創造し商品設計に反映させる【創】
 ③ お客さまの共感を呼ぶ訴求情報を開発する【伝】
6. 評価系の併設と感性価値の再開発
 ① 感性価値の確実な具現達成のための評価系     
 ② できちゃった商品の感性価値開発
概要,ポイント:本講座では、化粧品の使用感について、感性価値としての意味付けから始まり、お客さまの求める使用感の探求、開発、商品への反映、さらにはお客さまの共感を呼ぶ共感訴求までを実際のデータをもとにお伝え致します。また、感性価値を取り扱うツールである官能評価について、基礎から実践,とくに科学的見地に立脚した定量的記述分析法(QDA)を駆使した感性評価について事例を挙げて解説します。
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