◇ものづくり最前線:グローバル時代のリスクマネジメント
1.キユーピーグループにおける未然防止型品質設計と現場のマネジメント
~原料由来異物の考え方から意図的混入防止まで~
(10:00~11:20)
【趣旨】
昨今では、ちょっとした異物でもネット上で拡散され大問題になる時代となっています。特に健康危害を及ぼす硬質異物については各企業が様々な対策を実施されていると思われます。キユーピーグループも例外ではなく、異物との戦いを続けて参りました。
当セミナーでは、キユーピーグループの失敗から得た教訓と様々な対応事例を紹介させて頂きます。終わりなき異物混入防止対策に対して、少しでもお役に立てれば幸いです。
【プログラム】
(1)キユーピーグループの紹介
(2)サプライヤー管理について(サプライヤーとの関係づくり)
(3)工程(設備)対応について(創意工夫が大切)
(4)製造環境対応について(異常が直ぐに分かる職場・環境づくり)
(5)従業員のモチベーションアップ(次工程はお客様の考え方)
(6)これからの対応について(未然防止型品質設計)
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2.海外製造委託先の工場監査の現状と課題
(11:30~12:40)
【趣旨】
昨今、食のグローバル化が加速し、海外に製造拠点がある、または、海外に製造委託している日系企業は増加しています。その中で、日系企業が苦慮しているひとつが「海外に衛生管理・食品安全をどこまで求めるのか?」という点です。東南アジア子会社の現地社長を兼任している演者の立場から、海外と日本の衛生管理・食品安全に対する考え方の違いを明らかにするとともに、海外の工場監査を効果的に行うための課題を共有します。
【プログラム】
(1)日本と海外の衛生管理・食品安全の意識および取り組みの違い
(2)海外の工場が受けている監査の実態
(3)海外製造委託先の工場監査の今後のあるべき姿
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<12:40~13:40 昼休み>
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◇ワークショップ:品質管理マネージャーが直面する課題とその打開策
3.課題提示:グループ討議にあたって
(13:40~13:50)
※第1部の講義、寄せられた受講生の声、第2部の講演内容を踏まえ、
受講生に掘り下げて議論して戴きたいテーマを複数提示し、各グループで選択のうえ集中的に討議していただく。
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4.【グループ討議】改善課題を掘り下げる
(13:50~15:20)
※グループ発表準備(10~15分)を含む。
※第1部、第2部の内容を含め重要課題を討議し、可能な限り自社の改善課題を浮き彫りにする。
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5.【発表&意見交換・情報の共有】改善に向けたキックオフ!
(15:40~17:00)
※本講座ではグループ討議を円滑に行うために、
名札を付けてのご参加と、受講者名簿[団体名・所属・氏名]を配布いたします。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
名札・名簿は開催当日、受付にてお渡しいたします。