非会員:
52,360円
(本体価格:47,600円)
会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
学生:
11,000円
(本体価格:10,000円)
[講座のポイント]
私たちの生活において、小は時計や家電製品、大は自動車・航空機・船舶などを製作する上で必要かつ共通な情報源が「図面」です。また、販売用(カタログ)や取り扱い説明書、修理・メンテナンスにおいても「図面」が威力を発揮します。このように、「図面」は製品の設計・生産・販売・修理・メンテナンスにおいて重要な位置を占めているのです。これらの「図面」では、“わかりやすく”、“間違えなく”描くことが重要になり、そのためには統一した描き方の規則が必要で、その規則にはJIS規格(日本工業規格)があります。
本講座では、はじめて「機械図面」を学ぼうとしている機械技術者や設計技術者を対象に、図面を描く上での規則を中心に、また、理解度を深めるために実習を交え、“読みやすく”、“わかりやすい”図面作成のポイントを学習します。
1.図面の役割
1-1.設計と製図作業
1-2.図面の必要性
1-3.図面の基本要件
2.機械図面の基礎知識
2-1.図面の基礎
・図面の大きさと様式
・図面に用いる線の種類と文字
2-2.投影法の考え方
・立体物(3次元)を平面図(2次元図面)に表す方法
・立体物(3次元)を立体図面に表す方法
3.理解しやすい図示法
3-1.主投影図の選び方
3-2.投影図の数の決め方
3-3.製図実習
・立体物から平面図(2次元図面)を作成
・立体物から立体図面を作成
4.いろいろな図示の工夫
4-1.断面図の種類と描き方
4-2.図形の省略の仕方
4-3.特殊な図示法
5.寸法の記入法
5-1.寸法記入の原則と記入要素、寸法記入の仕方
5-2.寸法補助記号の使い方
5-3.特殊形状の寸法記入法
6.寸法公差とはめあい
6-1.許容限界寸法と寸法公差、寸法公差を表す方法
7.表面粗さの表し方
7-1.表面粗さのパラメータと記号
7-2.表面粗さの図示法
7-3.加工法と表面粗さの関係
8.立体図の描き方実習
9.まとめ