ポリマーのもつ基礎物性の理解とその材料へ応用!ポリマー材料の劣化(力学物性の低下および着色)と劣化機構の基礎
!ポリマー材料の長寿命化技術!

ポリマー材料の光および熱(酸化)劣化、変色メカニズムと対策法【大阪開催】

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セミナー概要
略称
ポリマー材料劣化【大阪開催】
セミナーNo.
140606
開催日時
2014年06月10日(火) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811  E-mail:info@rdsc.co.jp
開催場所
大阪産業創造館 5F 研修室D
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名様同時申込の場合、2人目無料(2名で49,980円)になります。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
特典
昼食・資料付き
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください
講座の内容
受講対象・レベル
ポリマー材料を取り扱おうとする初心者、ポリマー材料の耐久性に関して課題を抱えている技術者などポリマー材料の耐久性について学習したい人
習得できる知識
プラスチック、ゴム、繊維、フィルム、塗料、接着剤、光学材料などに利用されるポリマー材料のもつ基礎物性およびその劣化と安定化技術
趣旨
ポリマー材料は繊維、プラスチック、ゴム、接着剤、塗料(コーティング)などとして広く利用されており、その耐久性については古くからの課題である。特に最近では、ポリマー材料は光学材料などへの利用が増大しており、耐侯(光)性はますます重要になっている。
 本講ではポリマー材料の劣化を考える上で必要な①ポリマー材料の基礎物性、②ポリマー材料の熱・光劣化機構および③劣化の具体例と対策を中心に解説する。
プログラム
1.はじめに ポリマー材料の劣化とは(脆化、光沢、黄変など)
2.ポリマー材料の劣化を理解する上で重要なポリマー材料の基礎物性:構造と熱的性質

  2-1 ポリマー材料のモルホロジー:無定形ポリマーと結晶性ポリマー
  2-2 ポリマーの構造とガラス転移温度(Tg)と融点(Tm)
  2-3 ポリマー材料のモルホロジーと用途
3.ポリマーの劣化
  3-1 熱(酸化)劣化:ポリマーの構造およびモルホロジーと熱・光酸化劣化
    3-1-1 ポリマーの構造と酸化劣化
    3-1-2 ポリマーの自動酸化機構:ヒドロペルオキシ基、二重結合、酸素、オゾン、一重項酸素、金属
  3-2 光(酸化)劣化
    3-2-1 太陽光の特徴:光の波長とエネルギー
    3-2-2 ランベルトーベールの法則
    3-2-3 カルボニル化合物の光吸収と励起状態、および反応
    3-2-4 ポリマー材料の光吸収
    3-2-5 促進暴露試験用光源
    3-2-6 ポリエチレン、ポリプロピレンなどの光酸化劣化の開始
    3-2-7 芳香族系ポリマーの光劣化と黄変(ポリスチレン、ポリカーボナート、芳香族ポリウレタン、PET)
    3-2-8 ポリ塩化ビニルの(光)劣化
  3-3 ポリマーの熱および光酸化劣化の概要とその対策
     紫外線吸収剤(UVA)、光安定剤(HALS)、酸化防止剤(ヒンダードフェノール、有機硫黄化合物、有機リン化合物)
  3-4 添加剤(熱酸化劣化防止剤)の分類と安定化)
4.耐侯性の具体例
  4-1 UVAとHALSの特徴と用い方
  4-2 自動車用コーティングの耐侯性
  4-3 ポリ塩化ビニルの構造と劣化機構とその対策
5.ポリマー材料の劣化と対策の具体例
  5-1 ポリマー固体系での反応
  5-2 表面劣化と脆化
  5-3 セグメント運動と劣化
  5-4 酸化劣化防止剤の構造と劣化防止効果
  5-5 UVA-HALSの相乗効果
6.塗料(コーティング)材料の劣化
  6-1 塗料材料の代表例
  6-2 UV硬化塗料
  6-3 塗料の耐侯性
  6-4 塗料におけるHALSの使い方
7.おわりに:促進暴露試験法と耐侯性評価について
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