現場から見た加工技術とプロセスを基礎から図解し、発生する不具合、トラブル対策を挙げ、図を中心に分かりやすく説明!

ラミネート加工技術とトラブル発生とその事例対策
~ノンソル・ドライ・押出ラミおよび 製品巻芯シワ対策を中心に~

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セミナー概要
略称
ラミネート
セミナーNo.
160708
開催日時
2016年07月05日(火) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第1会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付き
講座の内容
受講対象・レベル
現在、ラミネート加工 を実施している、また、将来、他のラミネート加工方法の導入を考えている方々、フィルム、基材、樹脂原料、接着剤、生産技術、機械・現場担当者、品質管理・保証・工程管理者の方々。
必要な予備知識
特に専門知識は必要ありません、すでにラミネート加工に従事し、あるいは加工に興味を持たれている方々。
習得できる知識
ラミネート加工工程中の作業トラブルおよび製品巻芯シワ発生の原因と対策
趣旨
ラミネート加工技術(積層)は、基材と基材を接着剤を介して貼り合わせる方法と、溶融樹脂を介して 貼り合わせる方法に大きく分けられる。そこには現場でしか見えない加工上でのトラブル、さらには製品をいかにしてロスを少なく作り上げて行く「モノづくり」の施策が多く潜んでいる。貼り合わせにより発生する接着がどのようにして得られるのかを易しく説明し、そこに生まれる問題点を挙げ、現場から見た主な事例を図で示し、具体的に示す。
更に巻取部で製品に多く発生する巻締りシワ不良を取り上げ、現場でどのような対策を立てれば良いかを示していく。
プログラム
1.はじめに
 1-1 各種ラミネート法の各部での加工上の主なポイント
 1-2 接着剤の強さ、接着界面の強さ
2.ノンソルベント(NS)ラミネーションプロセスとトラブル事例対策
 2-1 ノンソルベント・ラミネーションプロセスとトラブル対策
 2-2 濡れと接着強度
 2-2-1 濡れの接着への影響
 2-2-2 主な液体・固体の表面張力
 2-2-3 初期接着力(NS接着剤)
 2-2-4 NSラミネート用接着剤
 2-2-5 ラミネートのスタート・再稼動時の問題点
 2-3 トンネリングとカール
 2-4 巻き芯シワ
 2-5 接着剤供給装置と洗浄
3.ドライ・ラミネートション(DL)でのトラブル事例対策
 3-1 ドライ・ラミネーションプロセスとトラブル
 3-2 トンネリングとカール
 3-3 ドクター筋とかすれ
 3-4 ラミ行程中の縦折れジワ対策
 3-5 巻取部の巻取条件例
 3-6 印刷縦柄製品の巻き締りジワ対策 
 3-7 ラミニップ部でのシワ、熱ジワ対策
 3-8 接着剤の反応と種類及び接着強度
 3-9 ハイ・ソリッド接着剤加工の問題点 
4.押出(EX)コーティング・ラミネーションでのトラブル事例対策
 4-1 シングル押出ラミネーションのプロセスとトラブル対策
 4-2 タンデム押出ラミネーションのプロセスとトラブル対策
 4-3 代表的な押出コーティング用樹脂
 4-4 溶融樹脂と箔および基材フィルムとの接着
 4-5 押出ラミネート用AC剤の種類、特徴および用途
 4-6 ダイ・ディッケル・ロットピンによる厚み偏肉、耳高調整
 4-7 自動偏肉制御 装置の機能と効果
 4-8 耳のトリミング
 4-9 工程内での印刷ピッチ調整
 4-10 カール対策
 4-11 押出ラミネーターと材料
 4-12 原料樹脂交換( PE、EVA、PP、EAA、EMAA、アイオノマー ) 
 4-13 押出ラミネーションでのオゾン処理効果と実施
5.製品の巻き締りシワ・トラブル現象と現場での対策
 5-1 巻ジワ(NS 巻芯シワ、巻き締りシワ )
 5-2 巻芯ジワ( DL )
 5-2-1 巻取部
 5-2-2 製品の紙管への巻き込み
 5-2-3 ロール押し付け圧バランスの調整
 5-2-4 巻取トラブルの一例
 5-2-5 巻取条件項目 8 要因
   ・巻取部の巻取条件事例 (4パターンが示すものは)
   ・巻取部の巻取張力、テーパー張力およびタッチロール圧の最適関係
6.ラミネーション加工前後の主なトラブル事例対策
 6-1 残留溶剤のトラブル対策
 6-2 各工程での歩留り対策
 6-3 印刷時の巻き芯シワ対策
 6-4 ラミネート加工工程で儲けるために、何をしたらよいか
 6-5 品質管理コントロールシステム
 
[質疑応答・名刺交換]
キーワード
樹脂,プラスチック,パウチ,金属,加工,研修,講習会
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