2017年11月08日(水)
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よくある質問
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
フリーソフトOCTAのインストールされたWindowsノートPC
※ダウンロード方法は申込後にご連絡させていただきます。
※PCのスペックの目安は、
・メモリ256MByte 以上(OS等が必要とする分は除く)
・ハードディスク空き容量2.5 GByte 以上
・Windows 32/64bit版は、Windows Vista, Windows 7, Windows 8.1, Windows 10 で動作確認されております。
主に化学・エレクトロニクス関連メーカーの技術者、研究者
高分子のもつ特徴の一つとして、凝集構造の階層性を挙げることができる。例えば、結晶性高分子やブロック共重合体などは、複雑で階層的な構造をとることが知られている。本セミナーの前半では、階層的な構造をもつ高分子の構造形成に焦点を当て、その基礎概論を述べたあと、高分子のモデリングやシミュレーション手法の要点を解説する。また、OCTAやLAMMPSなど、高分子シミュレーションにおいてよく用いられるフリーソフトウェアについての概要を紹介する。後半では、各シミュレーション手法(MD法およびDPD法)について、OCTAの汎用分子動力学シミュレータCOGNACを用いたシミュレーションの実習を行い、入力データの作成からシミュレーションの実行、出力データの解析に至るまで、シミュレーション研究の一連の手順を概観する。
1. 高分子構造形成の基礎概論
1-1 高分子の結晶化
1-2 ブロック共重合体のミクロ相分離
2. 高分子のモデリング
2-1 階層構造 ~結晶性高分子を例にとって~
2-2 全原子モデル
2-3 粗視化モデル
3. 高分子のシミュレーション手法
3-1 分子動力学(MD)法
3-2 ランジュバン動力学(LD)法
3-3 散逸粒子動力学(DPD)法
4. ソフトウェアの特徴
4-1 OCTA(COGNACなど)
4-2 LAMMPS
5. pythonによるプログラミング演習
6. OCTAのCOGNACを用いたシミュレーション実習
6-1 インストール関連
6-2 サンプルデータを用いた適用事例
6-3 MDシミュレーションの実習 ~単一高分子鎖の構造形成~
6-4 DPDシミュレーションの実習 ~両親媒性分子の高次構造形成~
【質疑応答・名刺交換】
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