乾燥操作の基礎と乾燥機の性能評価・設計およびトラブル対策【大阪開催】
Excelを使った演習付き!  ノートPCをご持参ください!!

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セミナー概要
略称
Excel乾燥【大阪開催】
セミナーNo.
171142
開催日時
2017年11月09日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
ドーンセンター 4F 大会議室3
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。

■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
昼食・資料付
講座の内容
受講対象・レベル
・乾燥技術に関連する技術者
 <食品/医薬品/化粧品/セラミックス/電子材料/機械部品/化学品/塗装/記録媒体/機能性フィルム/コーティング印刷物/農薬 など>
・乾燥実務に携わっている技術者
・乾燥プロセスで最新の省エネ、エネルギー有効利用技術を学びたい方
習得できる知識
・乾燥技術の入門者にとっては基礎から分かり易く理解できる
・すでに乾燥に携わっている技術者にとっては、Excelを使った演習問題によってより深く理解できる
・実際の乾燥機の設計や性能評価をおこなうExcelソフトを持ち帰ることができ、各自が扱っている実際の乾燥機の設計や性能評価をおこなうことができる
・サンプルソフトをもとにして、自分に合ったソフトを開発できるようになる
趣旨
 乾燥操作は多くの分野で利用されている。しかし、大学や高校で学ぶことが多く、乾燥技術について十分な時間をかけていないのが実情である。あるいは、大学や高校で乾燥操作について学ぶ機会がなく、入社してから乾燥操作の仕事に従事することになった技術者も多いことと思われる。
 そこで、このセミナーのプログラムは、乾燥技術の入門者にも基礎から実践までを短時間で理解できるように組んである。また、乾燥技術の内容を表現するために、どうしても数式が多くなる。この数式の内容をより深く理解できるように、Excel (Microsoft社) を使った実習を行う。
 とくに、新しく乾燥機を設計する場合、あるいは現有している乾燥機の性能評価をする場合、条件を幾通りも変えた計算を行い、その中から最適な解を見つけ出す作業が必要になる。この場合、Excelで計算手順を組み込んでおけば、作業が迅速、かつ容易になる。
 実習に使うソフトを持ち帰ることができ、乾燥機の設計や性能評価をおこなうとともに、これを土台にして自分でソフトを開発できるようになる。

プログラム
1.乾燥の基礎知識
 1-1. 乾燥はどのように進行するか?
   1-1-1. 定率 (恒率) 乾燥期間と減率乾燥期間
   1-1-2. 乾き材料と湿り材料
   1-1-3. 含水率の表し方【Excel演習問題】
   1-1-4. 乾燥速度と乾燥特性曲線
   1-1-5. 限界含水率と平衡含水率
   1-1-6. どうして定率 (恒率) 乾燥期間が現れるか
 1-2. 乾き空気と湿り空気
 1-3. 湿り空気の性質
   1-3-1. 湿度とは
   1-3-2. 飽和蒸気圧【Excel演習問題】
   1-3-3. 相対湿度 (関係湿度) 【Excel演習問題】
   1-3-4. 絶対湿度【Excel演習問題】
   1-3-5. 湿度図表
   1-3-6. 湿球温度【Excel演習問題】
   1-3-7. 露点【Excel演習問題】
   1-3-8. 湿り比熱容量【Excel演習問題】
   1-3-9. 湿りエンタルピー【Excel演習問題】
   1-3-10. 湿り比体積【Excel演習問題】
 1-4. 湿り材料の性質と乾燥特性
   1-4-1. 材料内の水分の状態
   1-4-2. 定率 (恒率) 乾燥速度を求めるには
   1-4-3. 減率乾燥速度を求めるには
   1-4-4. 定率 (恒率) 乾燥速度を速くするには【Excel演習問題】
   1-4-5. むやみに速く乾かすと、問題が起きる【Excel演習問題】
 
2.乾燥機の種類と選び方
 2-1. 乾燥機の種類
   2-1-1. 対流伝熱乾燥
   2-1-2. 伝導伝熱乾燥
   2-1-3. 輻射 (放射) 伝熱乾燥
   2-1-4. その他 (マイクロ波乾燥、過熱水蒸気乾燥)
 2-2. 乾燥機の選び方
   2-2-1. 乾燥の目的による
   2-2-2. 材料の性質による
   2-2-3. 材料の処理量による
   2-2-4. 乾燥機のエネルギー効率による
   2-2-5. まわりの環境に配慮する
 2-3. 材料形状から見た乾燥機の選び方
 
3.乾燥機の性能評価と簡易設計法
 3-1. 乾燥に必要な熱量の概略値【Excel演習問題】
 3-2. 材料に伝わる熱量の概略値
 3-3. 伝熱容量係数の概略値
 3-4. 乾燥機の容積・伝熱面積の概算法
   3-4-1. 回分式・熱風 (対流伝熱) 乾燥機【Excel演習問題】
         3-4-2. 回分式・伝導伝熱乾燥機【Excel演習問題】
   3-4-3. 連続式・熱風 (対流伝熱) 乾燥機【Excel演習問題】
   3-4-4. 連続式・伝導伝熱乾燥機【Excel演習問題】
 
4.固有形状材料の乾燥 (表面を塗装した場合を含む)
 4-1. 平板状・シート状材料の乾燥【Excel演習問題】
 4-2. 棒状材料の乾燥【Excel演習問題】
 4-3. 球状材料の乾燥【Excel演習問題】
 
5.粉・粒状材料の乾燥
 5-1. 連続式熱風乾燥機の所要容積の計算
   5-1-1. 並流型の設計
      (a) スケールアップ (ダウン) の例【Excel演習問題】
      (b) 省エネ (低コスト化) の例【Excel演習問題】
   5-1-2. 向流型の設計【Excel演習問題】
 5-2. 現有する連続式・並流型熱風乾燥機の性能評価【Excel演習問題】
 5-3. 現有する回分式・通気流型熱風乾燥機の性能評価【Excel演習問題】
 
6.省エネルギー対策
 6-1. 乾燥の前工程における対策
 6-2. 乾燥工程のエネルギー効率向上の対策
 6-3. 熱源の工夫による省エネルギー対策
 6-4. 熱回収による省エネルギー対策
 
7.トラブル事例と対策 ~乾燥ムラ、乾燥不足などの事例とその対応~
 7-1. 乾燥機の能力に関するトラブル
 7-2. ハンドリングに関するトラブル
 7-3. 製品の品質に関するトラブル
 7-4. おもな乾燥機のトラブル
 7-5. 災害事例と防止 ~可燃性ガスの火災・爆発、粉じん爆発、ガス中毒、酸素欠乏~
 
キーワード
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