防腐力に大きく影響を及ぼす成分の実際とは?
容器形態により起こる問題の予測、製剤毎の課題とは?
微生物の基本を押さえながら、市場でのトラブル実例も合わせて解説いたします!

化粧品防腐力処方設計と防腐効力試験の進め方
~化粧品における微生物対策をトータルに学べます~

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セミナー概要
略称
防腐力試験
セミナーNo.
180450
開催日時
2018年04月25日(水) 12:15~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料つき
講座の内容
プログラム

【第一部】12:15~14:15
 化粧品の防腐力処方設計対策のノウハウと課題・実例

【取得できる知識】
・品質安定性に問題が発見された際の、ケース毎の処方設計術
・問題の要因抽出
・想定外に起こる品質問題
・防腐効力の判断基準
・微生物管理のコツと、現場で陥りやすい盲点
 【趣旨】
化粧品業界の処方開発にはマニュアルといったものがほとんど存在せず、処方技術者は先人の経験則に頼るしか技術向上の術がありません。
​ そこで、処方設計段階において業界各企業間で通説とされている保存安定性試験の手法やノウハウ、また現場レベルでの注意点や実例について講義を致します。
 1.法定品質保持基準
  1-1 薬事法(旧名称)で定められた微生物管理基準
  1-2 GMP基準で規定された試験方法基準
  1-3 時代変遷に則した業界自主指針
 
​ 2.化粧品防腐効力試験の実情
  2-1 大手企業規模における現状と課題
  2-2 中堅以下規模企業における現状と課題
  2-2-1 現状と対策の実際
  2-2-2 今後の課題と対策例
 
 3.防腐系設計の実際
  3-1 防腐剤の系統分類とデータ整理
  3-2 基本製剤毎のデータ整理
  3-3 防腐力に大きく影響を及ぼす成分の実際
   3-3-1 傾向的にコンタミを起こす成分
   3-3-2 防腐効力を阻害する成分の実例
 
 4.無添加化粧品をどう考えるべきか
  4-1 「無添加コンセプト化粧品」のボーダーライン
  4-2 「防腐剤無添加」は可能か?
  4-3 合成成分と天然成分の考え方
 
​ 5.容器形態により起こる問題の予測
  5-1 チューブ容器
  5-2 ジャー容器
  5-3 シートマスク
  5-4 容器の品質
 
 6.製剤毎の課題
  6-1 水系製剤
  6-2 乳化物製剤
  6-3 洗顔料
  6-4 メイクアイテム

【第2部】14:30~16:30
化粧品微生物・防腐効力試験における具体的手法と市場トラブル実例

【習得できる知識】
 ・化粧品における微生物学基礎
 ・微生物が原因の市場トラブル実例
 ・化粧品回収のしくみ
 ・化粧品微生物試験の手法と留意点
【趣旨】
 化粧品は開封して長く使用するものであるのに、微生物対策に明確な指標があまりありません。市場では微生物の汚染による回収事例が後をたたず、回収件数の大多数を占めています。自社の化粧品がそのような事態に陥らないために、微生物の基本を押さえ、市場でのトラブル実例をご紹介させていただいた後で、化粧品における微生物試験(品質管理ならびに防腐力試験)の手法をわかりやすくお伝えさせていただきます。
同時開催の防腐力処方設計と合わせて化粧品における微生物対策をトータルに学んでいただけます

 1. 微生物とは
  1-1 細菌・カビ・酵母の違い
  1-2 菌の増殖に必要な条件
  1-3 菌の混入経路
  1-4 防腐効果のメカニズム
 
​ 2. 微生物における市場トラブル
  2-1 微生物が引き起こす健康被害
   2-1-1 常在菌と汚染菌
   2-1-2 主な汚染菌により想定される健康被害
  2-2 微生物が原因の回収
   2-2-1 回収のしくみと回収件数
   2-2-2 回収事例における微生物の混入(製品と汚染菌)
 
 3. 微生物試験
  3-1 品質管理としての微生物試験
   3-1-1 微生物試験業界自主基準
   3-1-2 自社における微生物試験
   3-1-3 試験機関にだす微生物試験
  3-2 防腐効力試験(チャレンジテスト)
   3-2-1 チャレンジテストとは
   3-2-2 代表的な試験法(菌種・測定ポイント・温度等)
   3-2-3 標準菌の選定ポイント
   3-2-4 判定基準と応用
 
 4. まとめ
 
 5. 質疑応答

 

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