2020年09月28日(月)
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・ディスプレイパネル、材料、製造装置に関連のある技術者や営業・開発企画の担当者
・ディスプレイとしてLCD、OLED、マイクロLEDなどの用語に違和感の無い程度の知識のある方
・最新のフラットパネルディスプレイの技術動向を習得できる
・スマートフォンやTVの動作原理・構造が理解できる
・最新のフラットパネルディスプレイの性能比較が理解できる
・最新フラットパネル、特にフレキシブルOLEDの材料の重要点を理解できる
・フォルダブルOLED、マイクロLEDの技術課題を理解できる
・OLEDのトップメーカであるパネルメーカの技術やその動向を理解できる
LCDは小型から大型まで市場を占有してきた。しかしスマートフォンを皮切りにOLEDに移行している。フォルダブル17インチノートPCがCES2020に展示される用に次はIT市場に向かう。大型TVでは8K解像度でOLEDとLCDが競う姿が見られる。CES2020ではLCDは欠点とされたコントラストに関し、Mini-LED BL導入で輝度と厚さと共に改善している。TVでは主役を譲らない構えだ。次期を虎視眈々と狙うQD-OLED、QNEDやマイクロ(μ)LED新デバイス展示も相次ぐ。まさに、ディスプレイデバイスに関する戦国絵巻の展開である。
新デバイスに関しては、展示品は見れても、基本構造、動作原理、あるいは画質、効率の未来への定量的変化、技術課題の詳細開示は少ない。
本講演では、Dual Cellを含むLCDの性能改善、WOLEDの8K設計、μLED、QD-OLEDの基本構造、動作原理を解説、さらに画質、および効率の計算を行い、2020年8月に開催されたSID2020や特許公報の最新情報でディスプレイ近未来を定量的に予測する。
フレキシブル・フォルダブルOLEDに関しては、フォルダブルカバー、内蔵タッチ構造、パンチホール、材料についての最新状況と課題解析結果を紹介する。さらに、High-End大型TV用デバイスとしての戦国絵巻の次期覇者も予測する。
1.ディスプレイ市場の戦国絵巻
1-1. 全FPD市場でのデバイス技術主役交代へ向けてのBattle状況
1-2. LCDからOLEDへの製品ライフサイクルの変化
1-3. CES2020展示に見るOLEDとLCDの進化の方向性
2. ディスプレイでの重要特性の理解
2-1. 輝度、寿命、そして発光消費電力 ー
2-2. 外光反射率とコントラスト
3.フォルダブルOLED技術分析
3-1. ウインドーカバー技術とその課題
3-2. 破壊工学視点で見る薄板カバーガラス(UTG)技術とカバー構造
3-3. カバー耐衝撃性の現在の実力
3-4. SID2020に見る屈曲性解析データとOCA(粘着層)の重要な働き
3-5. フォルダブルモジュールの層構造(AMOLEDより下部構造)
4.ユーザビリティを支える新技術と樹脂材料の課題・役割
4-1. パンチホール技術とその直径縮小
4-2. Y-OCTA周辺技術の課題
4-3. フレキシブル・フォルダブルOLEDの技術ロードマップ
5. TV用ディスプレイ技術
High-End TVを巡るLCD vs OLED
5-1. Mini-LED、Dual Cell開発のポイント
(1)Mini-LED:最大課題ハロー低減とローカルディミング(LD)分割数の関係
(2)Dual Cell:低階調では最高画質、課題とロードマップ
(3)Mini-LED BL採用Apple Pro Display XDRとDual Cell黒画質比較
5-2.市場毎デバイス輝度:OLED輝度は寿命とトレードオフ、IJ-OLED輝度制約
5-3.8K製品化対応WOLEDの課題と対応設計
5-4.Samsungの次世代TV技術開発
(1)SDC:QD-OLED
(2)SDC:ナノLED/IJ大量転写技術用いたQNED?
(3)Samsung VD: 75 in. タイル構成μLED Display
6. 新興(Emerging)ディスプレイを目指すμLED
6.1. μLED Displayは新興(Emerging)Display市場へ向う
6.2. μLEDの築く新コンセプトディスプレイの未来
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