★実験ノートは何のために書くのか?良い実験ノートとは?実験前・実験進行中・実験後に書くことは?
★IT時代ゆえに生じるリスクから対処法、電子データとのリンク・システム化と管理方法の考え方まで学べます!
1.どんな実験ノートが良い実験ノートなのか?
-「こう書かなければならない」ではなく「こういう書き方はいかがでしょう?」
-「実験結果記録帳」なのか「研究日誌」なのか?
-どのタイミングで記録するのか?
-それを見れば全てがわかる1冊をつくる
2.実験ノートは何のために書くのか?
-情報源,物的証拠,備忘録,アイデア帳,ToDoリストなど,すべてをこの一冊に集約
-基本コンセプト:記憶より記録&頭脳の拡張
-再確認:何をやったらいけないのか
-研究不正に対する公的な考え方:捏造・改ざん・盗用
-誠実に記録し続けて来たあなたのノートが,疑いや誘惑からあなたの人生を守ってくれる
3.おやくそく
-書き間違えたら?
-筆記用具は?
-どんな仕様がよいのか?
-落とし穴:具体的に何をやったらいけないのか?
-「面倒だ」には勝てない
-落とし穴:SNS時代の実験ノート
4.実験を始める前に書いておくこと
-テーマ,目的,調べたこと,自分自身の言葉で書く
-イメージしながら書く
-記入表,チェックリスト,参考資料コピー,情報源,書誌情報,進捗レポートのコピーも集約
-アイデアは逃がさない!忘却と戦う!
5.実験を進めながら書く
-真実を書く
-毎日記録するものごとの具体例
-記憶を引きずり出すための記録
-感想や感情を記録しておくのも悪くない
-1段階進めるたびにその場ですぐ記録する
-あとで意味が分かる書き方
-写真撮影と画像ファイル整理
-落とし穴:その画像加工は研究不正!善悪ボーダーライン
6.実験が終わってから書けること
-計算,グラフ,数値データ引用元,サンプル保管場所
-思いついたことも書く!
-ノートをハブに情報を一箇所に集約
-比較:学術論文と実験ノート
7.紙のノートにWebのしくみをとりいれる
-「どこへ」と「どこから」,実物へのリンク,電子データへのリンク
-実験ノートの電子化
8.実験ノートを書くことであなたは成長する
-あなたの成長の記録
-あなたのモチベーションを高めてくれる存在
-あなたのトレーニング
-記録する人生,記録しない人生