食品容器包装の将来からバイオフィルム・紙素材の最新情報・開発事例を3名の講師が紹介します!

脱炭素社会・循環型社会に向けた包装材料の最新動向・将来展望【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
包装材料動向【WEBセミナー】
セミナーNo.
2207104
開催日時
2022年07月21日(木) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
  49,500円(1名当たり 24,750円)(税込)です。

10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。
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会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
化学メーカー、素材メーカー、消費財メーカー、パッケージングメーカーのマーケティング・研究開発・商品開発・生産技術、製造に携わる若手、中堅社員の方
必要な予備知識
・パッケージング業界で仕事をされておられる方
・容器・包装に関わる業務をしている方
であれば、特段の基礎知識は必要ありませんが、
・食品包装の基礎についてはある程度理解していること
をおススメします。
習得できる知識
<第1部>
・プラスチック製容器包装に関する国内外の法規制の動きを知ることができる。
・国内外のプラスチック製容器包装の開発事例を習得できる。
・容器包装の環境対応のポイントを知り、自社製品開発の参考となる知識が得られる。
・未来に目指したい容器包装の姿を考えるきっかけを得る。

<第2部>
・食品包装に使用されるバリアフィルムの特性とその利用法が理解できる。

<第3部>
・紙素材の環境面での特徴を知ることができる。
・容器・包装における環境対応について、
 自社商品に合致した素材選定に参考となる知識を得ることができる。
・自社商品の容器・包装に紙素材を活用する方法を知ることができる
プログラム

<第1部> 脱炭素社会・循環型社会に向けて食品容器包装の未来を考える(12:30~13:50)

【趣旨】
 世界は気候変動や海洋プラスチックごみ問題、生物多様性の損失などの地球の危機に加え、引き続き、COVID-19パンデミックの新たな危機にも直面しています。これらは互いに関連しており、地球を守る行動の緊急性がかつてないほどに高まっています。炭素排出量を大幅に削減しながら、経済成長に繋げる政策や産業構造の抜本的転換が急務です。
 これらを背景に、容器包装設計者には、大量生産・大量消費・大量廃棄の流れを変えるため、使用後の容器包装を資源として回収し、再生再利用する循環型仕様へのガイドライン&設計に向けた行動が求められています。また、生活者としては持続可能な地球を創る当事者としての自覚を持ち、ワークスタイル・ライフスタイルの変革に取組みましょう。
 包装産業の持続可能な発展に貢献して未来を変えうる先進的事例を紹介し、未来に目指したい容器包装を展望します。

【プログラム】
1. 容器包装を取り巻く世界の共通課題
   1-1. 容器包装を取り巻く世界の共通課題
   1-2. 欧米のプラスチックパッケージに関する規制
   1-3. 日本のプラスチック資源循環法
   1-4. MR材を使用したPETボトルの安全性評価審議

2. プラスチックの3R+Renewableに関する国内外の最新動向
   2-1. 使用量削減・モノマテリアル化・リサイクル
   2-2. バイオポリマー

3. 生活者のライフスタイルの変化
   3-1. デジタルトランスフォーメーション
   3-2. リユース・リフィル

4. おわりに
   4-1. 2050年に目指したい容器包装の姿

(質疑応答)


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<第2部> 食品包装・容器向けバリアフィルムの特性と用途(14:00~15:10)

【趣旨】
 食品包装にプラスチックが使用される為には、その保存特性を担保する為にバリア材料の使用が必要です。従来はその為にラミネート材料としてアルミ箔が使用されていましたが、種々のバリアフィルムの開発により、現在は多様な用途にプラスチック包装が利用されています。
 本講演では、食品包装に使用されるバリアフィルムの特徴とそのバリア特性について説明します。またEVOH、塩化ビニリデン等のハイバリアプラスチックフィルム、プラスチック基材に薄膜コーティングしてバリア性を付与したバリアフィルムについて概説し、実際の使用例についても御紹介します。

【プログラム】
1. ハイバリアフィルムの特性と用途
   1-1. プラスチックフィルムのバリア性理論
   1-2. 無機、金属蒸着フィルムの特性と用途
   1-3. EVOHの特性と用途
   1-4. 塩化ビニリデンの特性と用途 

2. バリアレベルと基本特性と食品用途 
   2-1. 必要なバリアレベルと基本特性
   2-2. 食品用途別に適用されるバリアフィルム

3. バリア関連機能性包材の種類と食品への使用法・利点
    3-1. ナイロン系バリア包材
   3-2. 共押出バリアフィルム
   3-3. (共押出)シーラントフィルム

4. 食品用途ハイバリアプラスチックフィルムの開発動向

(質疑応答)


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<第3部> 紙製容器包装の開発およびリサイクルの取り組み事例(15:20~16:30)

【趣旨】
 包装業界や食品業界に限らず、すべての産業界において、「サステナビリティ(持続可能性)」「気候変動(CO2排出量)」「廃棄物処理(海洋プラスチック問題等)」は、地球環境における普遍的な課題として挙げられる。
 本講座の前半では、パッケージに関するこれら課題に対する国内外の動向、紙素材の特徴と環境特性、包装に求められる機能を説明する。
 前半で説明した背景や基本情報を踏まえて、後半では紙をベースとした容器・包装の開発や紙容器リサイクルの事例を紹介し、課題解決に対する紙の貢献可能性について述べる。

【プログラム】
1. 包装を取り巻く環境
   1-1. 環境に関する世界的な課題
   1-2. 海外の動向
   1-3. 国内の動向

2. 包装における紙素材の特徴
   2-1. 原材料の特徴
   2-2. 環境特性
   2-3. 容器・包装の紙化の意義と方向性

3. 紙をベースとした容器・包装の開発事例
   3-1. 容器・包装に求められる機能と紙素材への機能付与技術
   3-2. 高機能紙素材の開発事例① バリア紙「シールドプラス®」
   3-3. 紙素材の開発事例② ヒートシール紙「ラミナ®」
   3-4. ストローが不要な学校給食向け牛乳パック「スクールPOP®」
   3-5. 化粧品・トイレタリー向け紙容器の開発事例 差し替え式紙容器「SPOPS®」
   3-6. 紙容器リサイクルの取り組み

4. 紙容器のリサイクルに関する取り組み事例
   4-1. 紙容器リサイクルの実情と課題
   4-2. 使用済み紙パックのアップサイクル事例
   4-3. NPO、自治体との連携事例

5. おわりに
   5-1. これからの包装に求められること ~競争から協業へ~

(質疑応答)

スケジュール
12:30~13:50 第1部
13:50~14:00 休憩 
14:00~15:10 第2部
15:10~15:20 休憩
15:20~16:30 第3部

※当日の進行状況により変動する場合がございます。
キーワード
包装材料,容器,紙製素材,リサイクル,バリアフィルム,セミナー,講演,研修
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