★本セミナーでは、2022年のCES’22で発表された最新ディスプレイ用デバイス技術のうち、製品発売済み技術はその構造や画質を解析する。
また、現時点で開示情報の乏しい技術はSID’22報告、各社の特許公報をベースに推定を含めて解説する。
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
※【大項目4】、【大項目7】のプログラムを更新いたしました(9/12)
1.ディスプレイ・デバイスの構造と動作原理
1-1. LCD、OLEDの構造と動作原理(LCD、RGB-OLED、大型WOLED)
1-2. フォトルミ(PL)QD、QD-OLED、QD-ELの構造と動作原理
1-3. μLEDディスプレイの構造と動作原理
2.CES’22おけるディスプレイ搭載機器の提案とその後の製品化状況
2-1. TV・モニター用途Mini-LED BL、μLED
2-2. TV・モニター用途OLED(QD-OLED、WOLED)およびAR/VR用途OLED、μLED
2-3. CES’22展示TVのその後の製品化状況と判明した表示特性
2-4. ディスプレイ・デバイスの市場予測と戦国絵巻
3. 特許調査で紐解くQD-OLED
3-1. QD材料とQD-CF、QD-OLEDの開発ロードマップ
3-2. QD-CF層の形成はホトからIJPへの転換
3-3. QD-CFバンク材料
3-4. QD-OLED用タンデム発光層構成、コスト低減へ向けて
4. 重水素置換適用から飛躍が止まらないOLEDの効率向上
4-1. 青蛍光材料のドーパントへの重水素置換内容とその事例
4-2. 2021年から始まっていたスマホ用OLEDの効率向
4-3. 2層青発光層構造でのTTF効率向上等(SID’22:出光興産)
4-4. メタライトレンズアレイ(MLA)によるWOLED取り出し効率向上(SID’22:LGD)
4-5. フォトリソ加工と蒸着リフトオフでの高開口率化提案のJDI eLEAPを検証
5. Mini-LED BL技術
5-1. 高コントラスト比実現のLD駆動
5-2. Mini-LED BL搭載iPad Pro/Macbook の構造、表示性能
5-3. Mini-LED BL搭載Samsung TVの表示性能、改善策への課題
6. μLEDディスプレイの事始めと構造分類、用途別技術
6-1. μLEDディスプレイの事始めと分類 (Monolithic、Discrete μLED)
6-2. 商品化対応μLEDディスプレイ(CES’22含む)
6-3. Samsungのタイル方式TV用μLEDディスプレイ
6-4. ARグラス構造と採用が開始されたμLEDディスプレイ
6-5. コンタクトレンズディスプレイ進化を支えるμLEDディスプレイ(SID’22)
7. 画面下カメラ(UDC)技術の最新動向
7-1. 先行する中国パネルUDC技術(SID’22:Visionoxなど)
7-2. US特許分析に見るSDCのUDC技術
7-3. 2022年最新モデルでのSDCとVisionox OLED搭載 UDCスマホの状況比較
8.継続開発位置づけのOLED、QD-EL技術の解析(パターニング製法視点)
8-1. All IJ印刷に挑戦するOLED開発(SID’22:SDC)
8-2. IJ印刷を前提としてOLED継承を狙うQD-ELデバイス(SID’22:SDC)
8-3. IJ印刷高効率QD-ELに加え高精細はホト加工も狙う(SID’22:BOE)
9.まとめ:2022年のディスプレイ輝度と進化の製品サイクル