☆医療デバイスの表面処理材として製品化した高分子材料を事例に、生体適合性発現機構や開発の技術課題、次世代の予防、診断、治療技術を支える生体親和性高分子表面・界面の設計と優れた材料のスクリーニング方法について解説します。
Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。
※本セミナーは開催日が変更になりました
11月25日 → 1月30日
1.医療・ヘルスケア製品に必要とされる材料
1-1 親水性材料
1-2 ミクロ相分離材料
1-3 双性イオン型材料
1-4 表面微細加工化材料
1-5 製品化されている材料の特長と課題
1-6 各種基材へのコーティング方法・品質保証
2.タンパク質の吸着と脱離の評価
2-1 タンパク質の吸着量
2-2 吸着タンパク質の組成・構造(変性度)・分布
2-3 タンパク質の吸着と脱離の速度論解析
3.細胞接着の評価
3-1 細胞(正常組織細胞、血球細胞、癌細胞、幹細胞)の接着・増殖・機能
3-2 細胞接着の機構と細胞接着選択性の発現
3-3 細胞-材料間相互作用の解析と制御
3-4 接着性と非接着性の発現機構
4.生体親和性の評価方法と生体親和性発現機構の考え方
4-1 生理環境下における材料の評価
4-2 表面とバルク、乾燥状態と含水状態における材料の物理化学物性の変化
4-3 材料の物性 (構造と運動性)と生体親和性との相関
4-4 天然高分子と生体親和性合成高分子の共通点と相違点
4-5 材料に水和した水(不凍水、中間水、自由水)の評価方法
4-6 優れた材料の簡便なスクリーニング方法
4-7 次世代医療・ヘルスケア分野の将来展望
4-8 医療現場のニーズに応える高機能材料の設計方法
-健康寿命の延伸に貢献できる診断から治療まで-
5.新製品開発へ向けた市場の可能性と創出のポイント
5-1 医療分野で必要とされる材料のニーズと
環境・エネルギー・電子・光材料開発分野との融合
5-2 再生医療の実現へ向けた新コンセプトの提案
5-3 新製品デザイン:失敗・成功事例など製品開発の裏話
5-4 中間水コンセプトの各種産業分野への応用と社会実装
6.技術相談(今後の開発の方向性や新テーマの設定方法)