プラスチックの劣化メカニズムと破損トラブルおよび破面解析【LIVE配信】

※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

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セミナー概要
略称
プラスチック破面解析【WEBセミナー】
セミナーNo.
230843
開催日時
2023年08月23日(水) 13:00~16:45
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名55,000円(税込)から
 ・1名44,000円(税込)に割引になります。
 ・2名申込の場合は計55,000円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
持参物
受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
【第1部】
・高分子の研究や製造業務に携わることになった入社2~3年目ぐらいの方
・成形現場に関わりを持つ経験者でプラスチック成形の品質向上のプロセスを認識されたい方
・プラスチック製品の経年劣化トラブルに悩まれておられる方

【第2部】
・樹脂メーカー、成形加工メーカー、プラスチック各種製品の研究開発・生産製造・管理に携わる方(初心者から中級者まで)
・プラスチック製造及び製品に関わる品質管理者
習得できる知識
【第1部】
・プラスチック成形品の劣化に対応した品質管理の考え方と、トラブル対策の方法
・プラスチック成形品の劣化による破壊破面から、劣化現象を推定する方法

【第2部】
・プラスチック成形品における破損トラブルの事例
・成形品の破損トラブルを防ぐための対応法
趣旨
【第1部】
 プラスチック成形加工品の劣化と破壊について、設計時の考え方、劣化に至るプロセスと実際に起こりやすい劣化現象および、破壊した破面を観察することで劣化要因を推定する方法をご紹介します。

【第2部】
 種々のプラスチックの破損トラブルについて、実例をもとにお話をします。併せて、これらの破損トラブルを防ぐための対応についてもお話しします。
プログラム

-----【第1部】13:00~14:45-----
「プラスチック成形品の劣化・破壊メカニズムと破面の特徴」
北陸先端科学技術大学院大学 樋口 裕思 氏

1.はじめに
2.プラスチック成形品の品質管理の考え方と不具合対策の実施
 2.1 プラスチック成形品が完成するまでの流れ
 2.2 材料における長期耐久性について
 2.3 プラスチック成形品の品質管理スキーム
 2.4 トラブル発生時のクレームの流れ
 2.5 トラブル発生時の解決の流れ(理想)
 2.6 トラブル発生時の解決の流れ(現実)
3.材料設計と劣化およびトラブル発生に対する考え方 
 3.1 プラスチック成形品の材料設計の考え方
 3.2 材料/設計ミスマッチのトラブル発生条件
 3.3 成形品の経時劣化と機能低下
 3.4 プラスチック成形品の劣化因子分類
 3.5 プラスチック成形品の劣化現象一覧
4.劣化の評価方法の一例とその基準
 4.1 暗所黄変試験 ~耐熱性・耐候性~
 4.2 暗所黄変試験 ~耐水性~
5.実際の製品で発生する劣化現象の要因別割合
 5.1 実際の製品で発生する劣化の要因別割合
 5.2 劣化因子分類から劣化を考える
 5.3 材料設計から劣化を考える
6.劣化の検出方法 ~ケミルミネッセンスアナライザー~
7.破壊した破面の特徴
 7.1 破面の特徴1
 7.2 破面の特徴2
 7.3 破面の特徴3
8.おわりに
≪質疑応答≫

-----【第2部】15:00~16:45 -----
「各種プラスチック成形品の破損トラブルと原因解析」
長野県工業技術総合センター 藤沢 健 氏

1 はじめに
2 応力割れ(ストレスクラック)、環境応力割れ(ソルベントクラック)のメカニズムと模擬体験
 2.1 ストレスクラックとその発生メカニズム
 2.2 ストレスクラックを模擬体験してみましょう
 2.3 ストレスクラックによる破面例
 2.4 ソルベントクラックとその発生メカニズム
 2.5 ソルベントクラックを模擬体験してみましょう
 2.6 ソルベントクラックによる破面例
3 プラスチック別に見る破損トラブル
 3.1 汎用プラスチック
  (1)ポリエチレン(PE)
  (2)ポリプロピレン(PP)
  (3)ポリスチレン(PS)
  (4)ポリ塩化ビニル(PVC)
  (5)ABS樹脂、AES樹脂
  (6)ポリメチルメタクリレート(PMMA)、MBS樹脂、透明ABS樹脂
  (7)ポリエチレンテレフタレート(PET)
 3.2 汎用エンジニアリングプラスチック
  (8)ポリアミド(PA66、PA6等)
  (9)ポリアセタール(POM)
  (10)ポリカーボネート(PC)
  (11)ポリブチレンテレフタレート(PBT)
  (12)スチレン変性ポリフェニレンエーテル(m-PPE)
 3.3 スーパーエンジニアリングプラスチック
  (13)ポリフェニレンサルファイド(PPS)
  (14)フッ素系樹脂(PTFE)
4 なぜ破損トラブルは起こるのか~原因とその対策について
5 終わりに
≪質疑応答≫

スケジュール
13:00~14:45 第1部
14:45~15:00 休憩
15:00~16:45 第2部
※進行上、多少前後する可能性がございます。
※ご質問はチャットか音声でお受けします。
キーワード
プラスチック,加飾,樹脂,ポリマー,高分子,フィルム,低環境負荷,講座,研修,セミナー
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