液膜の塗布・乾燥プロセスで生じる各種膜厚ムラの形成機構と抑制法【アーカイブ配信】
スジやムラの形成過程の解説と回避・抑制指針を詳解!
形成メカニズムについて実験的な観察と理論・数値シミュレーションの両面から解説!!

こちらは3/26実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
【視聴期間:3/27~4/5】期間中何度でもご視聴いただけます。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
液膜塗布・乾燥【アーカイブ配信】
セミナーNo.
2403124A
配信開始日
2024年03月27日(水)
配信終了日
2024年04月05日(金)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、44,000円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
 ・3名以上での申込は1名につき24,750円
会員登録とは? ⇒ よくある質問
持参物
受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
備考
こちらは3/26に実施したWEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
【視聴期間:3/27~4/5】
・セミナー資料は、配信開始日までにお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

・動画のURLはメールでお送りします。
講座の内容
習得できる知識
・液膜流れに関わる物理現象の特徴
・液膜の塗布・乾燥プロセスで生じる各種膜厚ムラ
・実験・シミュレーション方法
趣旨
 微細加工プロセスや各種フィルター・保護膜等の作製工程において、液膜の塗布・乾燥プロセスが欠かせないが、その過程で種々の膜厚ムラが発生する。これらの膜厚ムラは、作製する膜の用途によっては製品の寸法精度などの品質に直結する場合があり、これらのムラを回避・抑制する方策が望まれる。
 このセミナーでは、主要な塗布方法であるスピンコート法と加熱乾燥を対象に、代表的な膜厚ムラとして 1) 基板端部に生じる隆起 2)基板全面に渡って生じる放射状スジムラに注目して、その形成メカニズムについて実験的な観察と理論・数値シミュレーションの両面から解説する。
プログラム

1.塗布乾燥プロセスの概要
 1-1.関連する産業分野と塗布方式
 1-2.関与する物理現象、種々の膜厚ムラ

2.液膜内の熱流動に関する物理
 2-1.液膜流れ
 2-2.表面張力と重力
 2-3.遠心力と粘性力
 2-4.マランゴニ効果
  2-4-1.マランゴニ・ベナール不安定性
 2-5.熱伝導・物質拡散
 2-6.蒸発
  2-6-1.乾燥中の蒸発と拡散
 2-7.液膜流れの支配方程式
  2-7-1.一般的な混相流の支配方程式
  2-7-2.潤滑近似
 2-8.スピンコート中の膜厚変化
 2-9.液膜に生じた膜厚不均一の緩和挙動

3.各種膜厚ムラの形成過程と回避・抑制指針
 3-1.基板端部の隆起
  3-1-1.発生するムラの特徴:実験的な観察結果から
  3-1-2.何が起きているのか:背景物理の理解と数値シミュレーション
  3-1-3.対策方針
 3-2.放射状スジムラ
  3-2-1.発生するムラの特徴:実験的な観察結果から
  3-2-2.何が起きているのか:背景物理の理解と数値シミュレーション
  3-2-3.対策方針

4.膜厚ムラの分析方法
 4-1.膜厚ムラの観察方法
 4-2.干渉光学系による膜厚の測定
 4-3.数値シミュレーション方法
 4-4.塗布・乾燥プロセスに関与する物性値の種類
 4-5.液膜流れの性質を生かした、効率的な計算方法
 4-6. 物理法則に基づいた機械学習(PINNs)による液膜流れの解析

キーワード
微細加,塗布,乾燥,膜厚ムラ,スジ,熱流動,流れ,分析,シミュレーション,セミナー
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