★電池性能のさらなる向上においてキーとなる電極/電解質(電解液)の界面の解析や制御について2名講師が徹底解説!

リチウムイオン二次電池における電極界面の設計・評価と特性改善【LIVE配信】

※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

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セミナー概要
略称
LiB電極界面【WEBセミナー】
セミナーNo.
2404107
開催日時
2024年04月05日(金) 13:30~16:45
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  38,500円 (本体価格:35,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名49,500円(税込)から
 ・1名38,500円(税込)に割引になります。
 ・2名申込の場合は計49,500円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・電池メーカー、電解液メーカー、電極メーカー、リチウムイオン電池など二次電池材料(電極・電解液)の研究開発・製造に携わる方
習得できる知識
【第1部】
・作動中の電極表面を分子レベルで可視化できる、operando界面解析の基礎
・吸着種、溶存種由来のピークが混在するoperando赤外分光スペクトルの解析手法
・ex situ測定、operando測定の利点と欠点
・代表的な電解液での観察結果とそこから得られる知見

【第2部】
・リチウムイオン電池の基礎知識と界面制御技術
・全固体電池の課題と動向
趣旨
【第1部】
 二次電池性能のさらなる向上には、界面に立脚した材料開発が重要である。その実現には、充放電後などex situでの界面解析に加え、界面を電池作動条件下(=operando)で直接評価する手法が望まれる。
 本講演では、演者らが開発してきたoperando赤外分光法を用いた蓄電池反応解析の結果を、従来のex situ手法と対比しながら概説する。ex situ測定では困難であった、触媒作動条件でのみ観察可能な過渡的な中間体物質の同定や、(電気)化学反応の電極表面依存性、電解液依存性をoperando解析手法を用いて評価した例を紹介する。また、operando測定の基礎・応用研究双方での今後の展望についても議論する。

【第2部】
 電気自動車の加速的な普及により、高性能な次世代リチウムイオン電池の開発が益々重要になっています。特に、数秒以内のごく短時間での急速充放電技術など、新しい技術が求められています。講師らは、誘電体ナノ粒子をリチウムイオン電池の界面に導入することで、電池の充放電速度を大幅に短縮できることを見出しました。
 本講演では、誘電体界面による性能改善メカニズムについて、わかりやすく解説します。また、全固体電池、特に酸化物系全固体電池に関する課題と界面制御技術についても解説します。
プログラム

-----【第1部】13:30~15:00-----
「リチウムイオン電池における電極界面解析とその材料設計への応用」
大阪大学 准教授 片山 祐 氏

1.Ex situ測定vs operando測定

2.Ex situ測定でわかるリチウムイオン電池電極表面の情報
 2-1 ex situ 拡散反射赤外分光測定
 2-2 ex situ ラマン分光測定
 2-3 ex situ X線光電子分光測定
 2-4 ex situ核磁気共鳴分光測定

3.Operando測定の基礎
 3-1 測定の原理
 3-2 セルの構造

4.Operando測定でわかるリチウムイオン電池電極表面の情報
 4-1 溶媒の分解挙動
 4-2 リチウム塩の分解挙動
 4-3 電極材料による表面反応の違い
 4-4 電解液濃度による表面反応の違い

5.Operando測定結果を活用した材料設計例
 5-1 電解液添加剤
 5-2 電極コーティング

6.まとめと展望

≪質疑応答≫

-----【第2部】15:15~16:45 -----
「誘電体を用いたリチウムイオン電池の急速充放電化、全固体電池の界面制御」
岡山大学 准教授 寺西 貴志 氏

1.はじめに

2.誘電体を用いたリチウムイオン電池の急速充放電化
 2.1 リチウムイオン電池内部の素反応と界面制御の重要性
 2.2 誘電体界面を介した高速リチウム輸送
 2.3 誘電体界面のキャパシタ電極への展開

3.全固体電池の界面制御技術
 3.1 全固体電池の種類と酸化物系電池の課題
 3.2 電磁波を用いた酸化物系電池の界面制御
 3.3 乾式塗布による酸化物系電池の高性能化

4.おわりに

≪質疑応答≫

スケジュール
13:30~15:00 第1部
15:00~15:15 休憩
15:15~16:45 第2部
※進行上、多少前後する可能性がございます。
※ご質問はチャットか音声でお受けします。
キーワード
リチウム,イオン,二次電池,バッテリー,LiB,電極,界面,講座,研修,セミナー
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