★第1部では「インキ」の種類、特徴からインキの観点から改善した印刷トラブルの例まで解説します。
★第2部では安定した膜厚を得るための要素から3次曲面への新たな印刷法まで解説します。
※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。アーカイブ配信はございません。
【第1部】13:00~14:30
高品位・高精細印刷を実現するスクリーンインキと機能性インキの紹介
<講演の趣旨>
当セミナーでは加飾用スクリーン印刷についての基礎的な内容と実用例についてお話します。前半は他の印刷方式との比較やスクリーン印刷の特徴についての内容や、スクリーン印刷を行う上での基礎知識に関して紹介します。
後半はスクリーン印刷にて実現できる加飾技術や機能性の付与に関して、機能性インキの実用例を含めて紹介します。特にスクリーン印刷を実施する際に問題となる「微細パターンが印刷できない」、「滲みや擦れが発生し連続した安定生産が出来ない」といった印刷トラブルに関してインキの観点から改善した例を報告致します。スクリーン印刷にてどの様な事が出来るか知りたい方のご参加をお待ちしております。
<プログラム>
1.はじめに
1-1 各種印刷の種類とインクの粘度
1-2 スクリーン印刷の特徴
1-3 スクリーン印刷の資機材
1-4 スクリーン印刷のポイント
2.加飾用スクリーン印刷インキ
2-1 スクリーン印刷インキの種類
2-2スクリーン印刷インキの組成
2-3 スクリーン印刷インキの製造工程
2-4 スクリーン印刷インキのポイント
3.スクリーン印刷インキの特徴と応用事例
3-1 成形用インキによる三次元加飾技術
3-2 メタリックインキによる金属調加飾技術
3-3 透過インキによる隠し印刷技術
3-4 特殊インキの応用事例
4.スクリーン印刷インキによる機能性の付与
4-1 IR透過インキ
4-2 耐擦性インキ
4-3 自己修復インキ
4-4 その他機能性インキ
5.高精彩インクシステム
5-1 高精彩インキの特徴
5-2 高精彩インキの便益
5-3 高精彩インキの加飾事例
5-4 高精彩インキによる品質安定化
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【第2部】14:40~16:10
安定した膜厚を管理するスクリーン印刷技術と、新たな印刷手法の紹介
<講演の趣旨>
スクリーン印刷は大きく、版・インク(ペースト)・スキージ・印刷装置の4要素によって成り立っています。これらを正しく使用すれば容易に印刷ができる手法ですが、経験や勘に頼ることで数値化ができず、再現できないケースが多々あります。本セミナーでは印刷に重要なファクターであるスキージと印圧を中心にお話しすることで、安定した膜厚を得るためには何が重要であるかをご理解いただけると思います。様々な要素が影響する印刷では今回のセミナーですべてが解決するわけではありませんが、その一助となると思います。また、新たな手法として凹凸面への転写印刷(スクリーンパッド法)をご紹介いたします。
<プログラム>
1.はじめに
1-1.プリンテッドエレクトロニクスの要求
1-2.各種印刷法の比較
1-3.スクリーン印刷の課題と宿命
2.膜厚の安定化
2-1.印圧と塗膜厚の相関関係
2-2.スキージの平行調整
3.印刷の連続安定性
3-1.スキージゴムのエッジ形状
3-2.面取り仕上げと印刷膜厚安定化
3-3.印刷膜厚安定化のまとめ
4.凹凸面への印刷
4-1.なぜ厚膜は転写されないのか
4-2.スクリーンパッド法の原理
4-3.スクリーンパッド法の応用事例
5.おわりに
※3/4プログラム更新