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1.組織が停滞する理由
・働き方改革や多様性は本当に尊重されているのか?うわべだけ?
・本社の大きな計画が重視され、現実離れした中長期の施策が多く、なかなか成果につながらない。達成感が得られない
・短期の業績を強く意識しすぎ、指示命令型の業務がほとんどで、自発的なアイデア発想が受け入れられない
・成果に直結しない形式的な間接的業務が多く、多忙化を招き、モチベーションが低下している
・本社主導の大きな計画が示され、誰も責任をとろうとしない。当事者意識がない、無責任体質になっている
・過去の考え方、取り組み方が通用しなくなっているにもかかわらず形式ばかり重視して、従来の仕事のやり方を変えようとしない
・失敗が許されない環境。心理的安全性、自発性が担保されず、誰も新しいことをやろうとしない。言われたことだけをやっていればいいと考えている
2.DXが本格的に浸透する時代の組織の在り方
・生産性、効率性を狙った官僚主義では新しいアイデアや付加価値は生まれにくい
・DX時代では、設備機器などのハード投資よりも人的投資が重要になる
・今の組織は顧客や市場、設計、生産など現場に近い社員のアイデア、発想、パワーを捨てている
・DXで勝ち抜くためには、ボトムアップが勝負になる
・組織のビジョンと個人のビジョンを合わせる
・自発的に立てた目標とそれを達成させることで大きなモチベーションが得られる
・チームで仕事することの醍醐味や幸せを実感する仕掛け
3.新組織マネジメントコンセプト「ブレークスループロジェクト」
・大きなプロジェクトを90日の短期のプロジェクトにする
・ポジティブ、ボトムアップ、アイデア、行動、アジャイルなどがキーワード
・スポンサー、サポーター、プロジェクトリーダー、メンバー、PMOの創発的な組織体制
・準備フェーズ、計画フェーズ、実行フェーズ、振り返りフェーズ
・プロジェクト計画は最短3時間で実施
・90日のブレークスルーゴールの設定
・現状分析とアイデア出し、アイデア評価
・実行ロードマップ
・アクションとタスクにブレークダウン
・スポンサー、サポーターと合意形成
・毎日の実行とポジティブフィードバック
・困難に直面したら駆け込み寺へ
・経営トップのスポンサー、サポーターが現場を観てあげる、障壁を取り除く
・最初の30日はとにかく行動したことを褒める
・次の30日は、アクションを見直し、効果的なものに絞る
・最後の30日は、成功するアクションに加速度をつける
4.ブレークスルーで組織が活性化し、業績アップした事例紹介
・建材商社、加工食品メーカー、商社海外拠点(外国人)、インフラ企業、広告会社などでのブレークスループロジェクトの成功事例とその要因
・成功するプロジェクトのポイント
・自発的、楽しい、既成概念外し、とにかく褒める、毎日フィードバック
・役員、幹部がプロジェクトを観てあげ、障壁を取り除く
・目標にこだわる、危機的な状況をドラマチックに突破する
・ブレークスループロジェクト実施の企業間での人材交流、コンテストでさらにパワーアップ
5.ブレークスループロジェクト導入に当たって
・会社や組織の問題点を整理し、共有する
・トップを交えて、準備フェーズを実行する
・将来期待できるリーダーを抜擢する
・リーダーにメンバー選定の権限を与える
・リーダーやメンバーへトップからの熱いメッセージを伝える
【質疑応答】