★一般的な摩擦の法則とその適応限界としてのゴム材料への応用、表面で生ずる現象から接触面の観察まで分かりやすく解説します!

ゴム・高分子材料のトライボロジー特性と接触面の観察および評価方法【LIVE配信】
~実験見学付き~

※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はできません。アーカイブ配信もございません。

セミナー概要
略称
トライボロジー【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2024年06月21日(金) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
金沢大学 理工研究域 機械工学系 トライボロジー研究室 講師 博士(工学) 岩井 智昭 氏

<ご専門>
 トライボロジー・設計工学・機械機能要素、複合材料・表界面工学、高分子材料・ゴム・プラスチック

<ご略歴>
 1989年金沢大学大学院自然科学研究科精密工学専攻修了。2001年工学博士取得。ゴムのパターン摩耗に関する研究、摩擦変形を受けるゴムの応力・ひずみ測定など、ゴムのトライボロジーを主な研究分野とする。日本トライボロジー学会教育講習委員、日本ゴム協会研究分科会主査を務める。
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
特典
以下の実験をWEBで見学できます。
・摩擦実験
・接触面観察(干渉法、全反射法)
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

・セミナー資料はPDFで事前にお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。この点にご了承の上、お申し込み下さい。


【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】

1.Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードして下さい。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧下さい。セミナー開始直前のトラブルについては対応いたしかねますのでご了承下さい。

3.開催日の数日前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。2営業日前までに招待メールが届いていない場合は弊社までお問い合わせ下さい。(迷惑メールフォルダもご確認下さい。)当日のセミナー開始10分前頃に招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加下さい。
講座の内容
習得できる知識
・摩擦の法則のゴムへの適用法
・ゴムの摩擦摩耗の基礎
・パターン摩耗機構の理解
・真実接触面の観察原原理と観察手法の習得
趣旨
タイヤ、シール、ベルト、ワイパー、ゴムローラーをはじめとして、ゴム製品はさまざまなところで使われており、高い摺動性や耐摩耗性を求められています。したがって、ゴム製品を扱うエンジニアは、ゴムの摩擦・摩耗のメカイズムや支配する因子について理解を深め、摩耗の予測や摩耗特性改善などに取組む必要があります。
 本講義では、ゴムのトライボロジーを専門とする講師が、その基礎知識をわかりやすく解説します。まず、ゴムのトライボロジーの基礎として、一般的な摩擦の法則と、その適応限界としてのゴム材料への応用を説明します。次に、ゴムの摩耗でしばしば生ずるパターン摩耗機構を解説し、そのメカニズムについて理解を深めます。また、トライボロジーは主に表面で生ずる現象であり、そのため接触面の観察は重要であるということから、光の干渉法および反射法を利用した真実接触面積の観察法を解説します。
プログラム

1.トライボロジーの基礎的知識
 1-1.トライボロジーの歴史
 1-2.アモントン・クーロンの摩擦の法則

2.ゴムの摩擦の基礎
 2-1. ヘルツの弾性接触理論
 2-2.摩擦の起因
 2-3.見かけの接触面積と真実接触面積
 2-4.掘り起こし摩擦
 2-5.弾性ヒステリシス損失による摩擦
 2-6.ゴムの摩擦における摩擦の法則の適用限界

3.ゴムの摩耗の基礎
 3-1.摩耗の起因
 3-2.凝着摩耗とアブレシブ摩耗
 3-3.パターン摩耗と疲労摩耗

4.パターン摩耗機構
 4-1.パターン摩耗の基礎
 4-2.リッジ形成とき裂進展の測定・実験紹介
 4-3.パターン摩耗機構

5.接触面観察手法の紹介と実演
 5-1.光学の基礎(反射・屈折と干渉)
 5-2.干渉法によるゴム真実接触面の観察
 5-3.全反射法によるゴム真実接触面の観察

6.まとめ

スケジュール
12:30-14:20 講義
14:20-14:30 休憩
14:30-16:30 講義

※講義の進行状況により多少前後いたします。
キーワード
ゴム、プラスチック、摩擦、摩耗、トライボロジー、接触、評価、研究、開発、セミナー
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