★成長を続けるリチウムイオン電池開発市場に置いて、どこに開発の焦点を当てるのが適策か?
★実用化を見据えた先端、次世代電池材料、全固体電解質電池開発におけるポイントについても説明します!

リチウムイオン電池材料、次世代電池の開発ポイント【LIVE配信】
~高エネルギー密度化、全固体電解質電池、寿命・SOH推定、超長寿命化~

※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。アーカイブ配信はございません。

セミナー概要
略称
リチウムイオン電池材料【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2024年07月08日(月) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
(株)KRI 常務執行役員 木下 肇 氏

<ご専門>
 導電性高分子、電池・キャパシタ

<学協会>
 電気化学会フェロー、電気化学会関西支部顧問

<ご略歴>
 1985年3月 京都大学工学部合成化学科卒業
 1985年~1997年 鐘紡(株)にてポリアセン電池の基礎・応用研究・市場調査/開発に従事
 1993年 ポリアセン電池の研究開発及び工業化に関し高分子学会賞
 1997年~ (株)KRIにて蓄電デバイスに関する研究開発などに従事。これまで約300社以上からの委託を受け、リチウムイオン電池・リチウムイオンキャパシタ関連材料の研究開発、蓄電材料・デバイスの抵抗・寿命評価・解析、コンサルティング等を担当。
 2006年10月 同社 エネルギー変換研究部長
 2011年7月 同社 理事
 2013年4月 同社 執行役員 エネルギー変換研究部長
 2015年4月 同社 常務執行役員 エネルギー変換研究部長
 2018年4月 同社 取締役 常務執行役員 エネルギー変換研究部長
 2022年4月 同社 常務執行役員
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

・セミナー資料はPDFで事前にお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。


【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】

1.Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードして下さい。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧下さい。セミナー開始直前のトラブルについては対応いたしかねますのでご了承下さい。

3.開催日の数日前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加下さい。
講座の内容
受講対象・レベル
・リチウムイオン電池(材料、電極、電池)を開発しておられる方
・リチウムイオン電池を活用されたい方
・蓄電システムの制御法(安全、寿命)、運用法を開発されている方
・電池のリユースを考えられている方
習得できる知識
・先進、次世代リチウムイオン電池材料の開発指針
・全固体電解質電池への期待・評価ポイント
・ナトリウムイオン電池外観と市場性
・寿命推定、SOH診断、リユースに関する考え方
・2030年社会に向けた電池開発~要素技術とは、新たな方向性はあるか?
趣旨
 地球環境問題、資源問題がクローズアップされる今、エコカーの普及促進、再生可能エネルギーへの転換などの政策が、今後もリチウムイオン電池市場成長を牽引し、リチウムイオン電池市場は2030年には凡そ40兆円(2018年の10倍)と予測される。この巨大成長市場獲得を目指し多くのメーカー様が参入・開発を進められているが、最近、どこに開発の焦点を当てるのが適策かという質問が多く寄せられます。
 リチウムイオン電池の魅力はそのエネルギー密度にあり、その開発方向性には大きく分けて2つあります。(1)材料起因エネルギー密度向上と関連部材開発(第一軸)、(2)急速充電・寿命、安全性向上による高エネルギー密度化(設計マージン、安全率向上/第二軸)であり、第二軸開発はEV、電力貯蔵システム普及のキーとなります。
 本講座では、高エネルギー密度化の観点から実用化を見据えた先端、次世代電池材料、全固体電解質電池開発におけるポイントについて説明します。また、今後の開発やリユースに必須となるリチウムイオン電池の寿命の観点から劣化メカニズム、寿命・SOH推定、経年安全性につき解説します。また、2030年持続可能な社会実現に向けた蓄電関連技術の新たな開発方向性である電池の超長寿命化開発についてもKRIでの取り組みを紹介します。
 
プログラム

1.リチウムイオン電池概観
 1-1.何故、リチウムイオン電池なのか?
 1-2.リチウムイオン電池の高エネルギー密度競争の弊害(寿命、安全) 
 1-3.次世代リチウムイオン電池開発ロードマップ

2.先進・次世代リチウムイオン電池
 2-1.1000Wh/lの実現に向けた材料開発
  2-1-1.正極材料(ハイニッケル、Li過剰など)の開発指針
  2-1-2.負極材料(Si系,Li金属など)の開発指針
  2-1-3.Liプリドープ技術
 2-2.全固体電解質電池
  2-2-1.全固体電解質電池の魅力・期待
  2-2-2.全固体電池開発における試作・評価
  2-2-3.全固体電解質電池の実用化課題
 2-3.ナトリウムイオン電池

3.リチウムイオン電池の寿命・SOH・制御
 3-1.リチウムイオン電池の劣化について
 3-2.リチウムイオン電池の2つの劣化メカニズム
 3-3.リチウムイオン電池の寿命推定
 3-4.反応偏在の寿命影響
 3-5.リチウムイオン電池のSOH診断、電池パスポート
 3-6.リチウムイオン電池の制御による高寿命化の考え方

4.2030年社会に向けた電池開発、新たな方向性はあるか?
 4-1.CASE、MaaSの具現化
 4-2.2030年社会が要求するリチウムイオン電池とは
 4-3.超長寿命電池の開発(5倍の壽命を実現するには)

スケジュール
12:30-14:20 講義
14:20-14:30 休憩
14:30-16:30 講義

※講義の進行状況により多少前後いたします。
キーワード
リチウム、イオン、電池、正極、負極、全固体、電解質、安全性、寿命、劣化、評価、SOH
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