1.電磁ノイズの伝搬と放射の理解
1-1.「電磁ノイズ=電磁波」の伝搬
1-1-1.交流理論とその適用条件(回路サイズと波長の関係)
1-1-2.伝送線路理論
1-1-3.位相速度と特性インピーダンス
1-2.線路や回路で生じる共振問題
1-2-1.反射により生じる共振(定在波)
1-2-2.電源-グラウンド層間で生じる平行平板共振
1-2-3.寄生インピーダンス
1-2-4.電源回路網における問題
1-3.「電磁ノイズ=電磁波」の放射
1-3-1.微小ダイポールが形成する電磁界
1-3-2.波動インピーダンス
1-3-3.2本の線路からの遠方放射電界
1-3-4.平行平板共振による不要放射
2.勘所を押さえた電磁ノイズ対策
2-1.ノイズ対策技術の基礎原理
2-1-1.信号とノイズの分離
2-1-2.ノイズ結合経路
2-2.ノイズ対策部品と使用法
2-2-1.周波数分離型ノイズフィルタ
2-2-2.伝搬モード型ノイズフィルタ
2-2-3.サージ対策部品
2-3.遮蔽(シールド)
2-3-1.シールド効果
2-3-2.シェルクノフの式に基づくシールド理論
2-3-3.導体の表皮深さと遮蔽
3.ノイズ予測モデルをEMC設計に活用する勘所
3-1.「ノイズ駆動源-結合経路-アンテナ」モデル
3-1-1.ノイズ駆動源
3-1-2.結合経路とアンテナ
3-2.ノイズ予測に特化したモデルとその活用
3-2-1.ノイズスペクトル予測
3-2-2.ノイズ予測の実施例とポイント解説
3-3.モード変換に起因するノイズ予測
3-3-1.線路の平衡度
3-3-2.平衡度不整合により生じるモード変換とその回路表現
3-3-3.ノイズ予測の実施例とその勘所の解説