4,000品の防腐処方を設計した実績と豊富な国際経験から実務ポイントを解説!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加、アーカイブ配信はございません。
1.微生物の基礎
-生物の分類
-細菌
-真菌
-環境と微生物
2.微生物制御の重要性
-何故、化粧品には微生物制御が必要なのか?
-微生物起因の化粧品・医薬部外品の回収事例
-化粧品の微生物制御基本的考え方
… 一次汚染と二次汚染では対応方法が大きく異なる
3.保存効力試験
-保存効力試験って何?
-基本的な試験の流れと主なポイント
-正確なデータを出すためのポイント
・菌株の復元・保管
・菌液調製 … 調製液の選択で結果が異なることも
・菌液接種、混合 … 均一に混合することが重要
・接種済試料の保管 … 保管温度で減少速度が変わる
・残存菌数測定 … 抗菌成分の中和と試料の分散が重要
-それでもチャレンジテストは難しい
4.防腐処方設計
-防腐基準の比較 (JP、USP、ISO)
-実は危険なNo Increase
-合否だけでなく、防腐力の強弱を把握することが重要
-防腐処方設計の必要性&基本的な考え方
-防腐力を有する成分 (防腐剤、防腐剤代替剤、防腐助剤)
-各防腐成分の特徴
-各防腐成分の使用状況
-防腐力に影響を及ぼす要素(水分活性、pH、原料等)
-防腐処方設計におけるカテゴリー
-カテゴリー別防腐処方設計方法、及び適切な試験法
・ほぼ水相(化粧水、含浸マスク・シート等)
・乳化系(乳液・クリーム等)
・乳化系+粉末(リキッドFD等)
・被膜剤配合(マスカラ・アイライナー等)
・カチオン系・アニオン系(シャンプー、リンス等)
・粉末・固形製品(ファンデーション、アイシャドー等)
・油性製品(口紅、オイルクレンジング等)
・防腐処方設計不要(エナメル、パーマ剤等)
【質疑応答】