まず、温度や圧力によって気液平衡状態における気相と液相の組成が変化する様子についての理解を深めます。
続いて、比較的シンプルな蒸留手法である、単蒸留とフラッシュ蒸留の解析方法を説明します。
そのうえで高純度な製品を得ることができる精留を取り上げ、原理、構造、設計理論の順に解説します。

蒸留装置の原理と設計法の基礎【LIVE配信】

※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

【アーカイブ配信:5/28(水)~6/11(水)】受講を希望される方は、
《 こちら 》からお申し込み下さい。
当日のご受講が難しい際にはこちらをご利用ください。

セミナー概要
略称
蒸留【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2025年05月27日(火) 13:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
京都大学 大学院工学研究科化学工学専攻
教授 外輪 健一郎 氏

【ご専門】
化学工学、蒸留、晶析、プロセスシステム工学

【ご経歴等】
1997年 リーズ大学化学工学科博士課程修了 Ph.D.
2001年 九州大学大学院工学研究院応用化学部門 助教
2004年 徳島大学工学部化学応用工学科 講師
2012年 徳島大学ソシオテクノサイエンス研究部 教授
2019年 京都大学大学院工学研究科化学工学専攻 教授
化学工学会、米国化学工学会、分離技術会等の会員
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合
 会員価格で1名につき49,500円(税込)、2名同時申込で60,500円(税込)になります。
 メッセージ欄に「LIVEとアーカイブ両方視聴」と明記してください。

◆◇◆10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。◆◇◆
お申込みご希望の方は 【こちら】からお問い合わせください。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。

3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までに郵送にてお送りいたします。
 ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・蒸留を初めて学ぶ方
・蒸留を学んだことがあるが、復習したい方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・蒸留の基本原理である気液平衡を理解できる
・フラッシュ蒸留、単蒸留、精留の原理を理解できる。
・還流比、段数と分離の関係を理解できる。
・蒸留塔の設計と操作を理解できる。
趣旨
 蒸留は気液平衡を利用した分離精製技術です。蒸発可能な液体の混合物を分離する場面で非常に広く使われています。蒸留を理解するためには気液平衡に対する十分な理解が必要で、さらに多段の分離をおこなう精留を理解するには、蒸留塔装置全体の収支を充分に把握する必要があります。本セミナーでは、蒸留の初学者を対象とし、蒸留の基礎から設計理論について解説します。まず温度や圧力によって気液平衡状態における気相と液相の組成が変化する様子についての理解を深めます。続いて、比較的シンプルな蒸留手法である、単蒸留とフラッシュ蒸留の解析方法を説明します。そのうえで高純度な製品を得ることができる精留を取り上げ、原理、構造、設計理論の順に解説します。
プログラム

1.気液平衡
 1-1 純物質の蒸気圧
 1-2 混合物の気液平衡
 1-3 混合物の蒸発現象

2.単蒸留

3.フラッシュ蒸留

4.精留
 4-1 考え方
 4-2 構造
 4-3 塔内の物質収支
 4-4 McCabe-Thiele法による設計
 4-5 所要エネルギー
 4-6 最小還流比と最小理論段数

5.バッチ蒸留

6.共沸蒸留、抽出蒸留の原理

キーワード
蒸留,気液平衡,単蒸留,フラッシュ蒸留,精留,バッチ蒸留,共沸蒸留,抽出蒸留,セミナー
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