☆オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のPCで受講できます。

シリカの分散・凝集制御とフィラーとして使いこなす活用術【LIVE配信】

※アーカイブ配信(期間:9/5~9/12)のご視聴を希望される方は、【こちらのページ】からお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
シリカフィラー【WEBセミナー】
セミナーNo.
250964
開催日時
2025年09月03日(水) 13:00~17:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
富山県立大学 工学部 機械システム工学科 教授 博士(工学) 棚橋 満 氏

《専門》
 高分子、複合材料、フィラー、分散制御、表界面

《略歴》
 1994年3月 名古屋大学 工学部 材料機能工学科 卒業
 1996年3月 名古屋大学 大学院工学研究科 博士課程前期課程修了
 1999年3月 名古屋大学 大学院工学研究科 博士課程後期課程修了(博士学位取得)
 1999年4月 名古屋大学 大学院工学研究科 助手
 2007年4月 名古屋大学 大学院工学研究科 助教
 2010年2月 名古屋大学 大学院工学研究科 講師
 2018年4月 富山県立大学 工学部 機械システム工学科 准教授
 2023年4月 富山県立大学 工学部 機械システム工学科 教授

《活動等》
 フィラー研究会運営委員(2015年~)
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  38,500円 (本体価格:35,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名49,500円(税込)から
 ・1名38,500円(税込)に割引になります。
 ・2名で申込の場合は計49,500円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・プラスチックメーカー、成形加工メーカー、フィラーメーカーの研究開発・生産製造に携わる方(初心者から中級者まで)
習得できる知識
・フィラーとしてのシリカの基礎知識
・表面疎水化処理を施すことなくシリカナノフィラーを高分子材料中に高分散させる技術とノウハウ
・今後のナノコンポジット系の設計指針の一助となるフィラー/高分子母相界面の性状がコンポジットの材料特性に及ぼす影響
・他の無機ナノフィラーとの高分子系ナノコンポジットの開発への応用にも役立つ知見
趣旨
 ポリマー材料との複合化に用いるシリカは安価な増量材としての役割だけでなく、近年ではポリマーの特性そのものを大きく向上させたり、新たな機能を付与するための添加剤(フィラー)として注目されている。とりわけnmオーダーまでサイズダウンさせたシリカナノフィラーを均一にポリマー中に分散したナノコンポジットは、力学特性はじめ優れた特性の発現が期待されています。ただし、望まれる特性を発現するナノコンポジットを得るためには、フィラーとしてのシリカそのものの十分な理解と適切な材料選択が必要となるほか、ポリマーの種類に合わせた分散性の均質化や複合界面の設計のためのフィラー分散制御、ポリマーとの混合・混練技術といった多岐にわたる知見が必要となります。これらの技術により、一部コンポジット系では実用化されていますが、経験則で検討が進められる側面もあり、製品の安定的な製造や信頼性の高いコンポジット品質の確保に苦慮されておられる技術者の方もいるのではないでしょうか?シリカ/ポリマー系ナノコンポジット製造における品質と生産性の両立に向けて最小のコストで最大の効果を狙うには、経験と理論のバランスよい的確なアプローチが必要となります。
 本セミナーでは、大学でこの分野の基礎研究を推進している数少ない教員の経験に基づいて、上記の技術を系統的かつ学術的に理論づけした内容を解説します。また、実務に活用頂けるようなナノコンポジットのフィラーとしてのシリカの活用事例やノウハウ、優れた特性の発現に対する役割・効果についても解説します。
プログラム

1.シリカフィラーの基礎
 1-1 フィラーとしての役割
 1-2 フィラーとしてのシリカ粉体の分類と基本物性
 1-3 フィラー分散・凝集制御の理論と実際
 1-4 従来のシリカ/ポリマー系ナノコンポジットの調製法と代表的特性

2.シリカナノフィラーの表面改質処理を用いない新規なシリカ/ポリマー系ナノコンポジットの簡易調製法
 2-1 本調製法で使用するシリカナノフィラーの特徴
 2-2 親水性ナノシリカの各種熱可塑性・熱硬化性ポリマー中への分散事例と高分散達成のキーポイント
 2-3 異種ナノ粒子との複合フィラーとしての活用技術
 2-4 ポリマー母相中でのシリカナノフィラー導入位置の高精度制御を志向したコンポジット膜の微視構造デザインと調製事例

3.シリカナノフィラーの分散がポリマー系ナノコンポジットの諸特性に及ぼす影響・効果と材料設計のポイント
 3-1 力学特性制御
 3-2 実測結果と数値シミュレーションに基づく熱物性制御
 3-3 光学特性制御

【質疑応答】

キーワード
シリカ,粒子,微粒子,フィラー,分散,凝集,基本,応用,混練,成型,講座,研修,セミナー
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索