【実用版】車載プラ実務30年、車載プラの研究で博士号を取得した講師による、豊富な事例から最新トレンドまで解説するセミナーです!

車載用プラスチックの基礎と最新動向【LIVE配信】
~販売動向、次世代車からの要求、カーボンニュートラル対応まで網羅~

※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。アーカイブ配信はございません。

セミナー概要
略称
車載用プラスチック【WEBセミナー】
セミナーNo.
250987
開催日時
2025年09月29日(月) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
(株)Tech-T 代表取締役 博士(工学) 高原 忠良 氏

<ご専門>
 高分子物性工学

<学協会等>
 プラスチック成形加工学会、自動車技術会、フィラー研究会

<ご略歴>
 トヨタ自動車においては、バンパーやインパネ、ガソリンタンクなどのプラスチック材料や成形加工の開発と量産化、さらにその評価のためのデジタル技術の構築と実務展開に従事しました。その後、韓国サムスン系の第一毛織(現ロッテ先端素材)では、エンジンプラスチックの自動車用途開発を担当し、日本・中国・タイの自動車メーカと協業しました。2020年からは、株式会社Tech-Tにて今後の車載用プラスチック動向の調査分析と情報発信に取り組んでいます。特に近年は各種EV・FCVの試乗評価。中韓の現地調査などを元にオリジナルの視点でコメントを発信しています。
 1980年 新日本無線(現日清紡マイクロデバイス)/1989年トヨタ自動車/2012年サムスン高機能樹脂研究所/2017年~2025年 埼玉工業大学客員教授/2020年 技術オフィスTech-T設立 代表(現職)
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問

※上記金額はライブ配信、アーカイブ配信いずれかの受講料です。ライブ配信、アーカイブ配信両方視聴される場合は、会員価格で1名につき55,000円(税込)、2名同時申込で66,000円(税込)になります。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

・セミナー資料や演習用紙は事前に郵送いたします。会社以外の場所で受け取りを希望される場合は、申し込みフォームのコメント欄にご住所をご記入下さい。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。


【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】

1.Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードして下さい。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧下さい。セミナー開始直前のトラブルについては対応いたしかねますのでご了承下さい。

3.開催日の数日前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加下さい。
講座の内容
受講対象・レベル
・これから車載用プラスチックを勉強する方
・車体軽量を検討する方
・EV や FCVなどの次世代車動向に興味がある方
・SDGsや2050年カーボンニュートラルまでの戦略を検討する方
習得できる知識
・車載用プラスチックの概要(種類・成形法・適用部品・活用注意点)
・樹脂・加工法・計測法などのトレンド
・SDGsや環境規制情報と対応の方向性
・次世代車対応の着眼ポイント
趣旨
 プラスチックの材料や加工法の基礎、車載として活用するメリットと課題を解説します。実務に即役立つような実用版として、原理原則の解説を豊富な事例での解説です。その上で昨今最大の話題ともなっているカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの車載用プラスチックへの影響を整理します。EUのELVの動向や日本での各種団体の取り組み情報は実務遂行の方向性を決める参考ともなるでしょう。
また、近視眼的に車載部品だけを見るのではなく、講師オリジナル調査・分析を基にした販売動向・マーケットトレンド、日系OEMやサプライヤーへの影響、さらに次世代モビリティの動向は、実務展開に役立つ情報です。
 自動車の世界では、樹脂の存在無くしては、クルマそのものが成り立たたなくなるほどの役割を担っています。樹脂成形ならではの利点を生かすことで金属部品ではなし得ない付加価値の創出にも言及します。脱炭素も見据えた最適なビジネスのためにも、プラスチックの基礎の理解、車載活用メリットと活用課題対応、そして車そのもののトレンドを理解しましょう。
 欧州車で実用化されている無塗装樹脂外板の徹底ベンチマークは、調査手法の理解としても価値の高いこのセミナーならではのオリジナル紹介です。
 車載プラ実務30年、車載プラの研究で博士号を取得した講師による、わかりやすく実践的、さらに最新トレンドまで含めてのセミナーです。
 
プログラム

1.車載用プラスチックの狙いと課題対応
 (活用の狙い、課題とその対応から、車載用プラスチック活用の本質を理解します。)
 1.1.プラスチックの基礎
   ・金属・無機物との比較で理解
   ・樹脂の種類・分類
   ・主な成形加工法
   ・炭素繊維強化樹脂 (CFRP) 概要
 1.2.車載としての活用の狙い
   ・コスト低減
   ・軽量化
   ・高品位化
 1.3.活用における課題
   ・耐熱性
   ・剛性
   ・耐久性
   ・耐環境特性
 1.4.課題対応 (使いこなすため) の知恵

2.自動車部品への活用 歴史と今
 (狙い達成のための進化も含めて現状の活用状況を写真中心で説明します。)
 ・内装部品
 ・外装部品
 ・機能部品

3.車と車載用プラスチックを取り巻くカーボンニュートラルの現状
 (2050年カーボンニュートラル、SDGsへの取組みの重要度が急激に増しています。モビリティの視点で現状を整理します。)
 3.1.環境問題 SDGs カーボンニュートラル
   ・サーキュラーエコノミーとは?
   ・課題
   ・欧州ELV最新動向
 3.2.プラスチックとしての対応
   ・サーマル
   ・メカニカル
   ・ケミカルリサイクル
   ・植物由来
 3.3.日本の各種団体等の動向
   ・SiPと環境再生保全機構
   ・一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)
   ・一般社団法人SusPla
   ・自工会(JAMA) “汎用PP、複合強化PPの目標値公表”

4.次世代モビリティと業界動向
 (プラスチックや樹脂部品のビジネスを進める上では、業界全体の動向も重要です。当社の独自取材や見解のもとに最新情報をご紹介します。)
 4.1.情報の整理整頓
   ・マルチパスウエイ
   ・エネルギー源
 4.2.EV/FCV 販売動向、燃料電池・水素エンジン
 4.3.中国・東南アジアの現状から感じた日系の危機
   ・中国・台湾・韓国・ベトナム・タイ 現地取材から

5.次世代モビリティ・新機能とプラスチック
 5.1.デザイントレンド
 5.2.自動運転・ADAS
 5.3.新エネルギー車 BEV・FCEV
 5.4.新モビリティ、超小型EVと外板やガラスの樹脂化

6.OEMではこうしている! 実用情報 樹脂部品の徹底ベンチマーク法の紹介
 構造/加工法/剛性や耐候性の評価/樹脂組成や添加剤分析

7.まとめ

スケジュール
10:30~12:00 講義
12:00~12:50 昼食
12:50~14:30 講義
14:30~14:40 休憩
14:40~16:30 講義

※講義の進行状況により多少前後いたします。
キーワード
自動車、EV、プラスチック、樹脂、部品、エンプラ、環境、CFRP、成形
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連するタグ
フリーワード検索