2025年10月28日(火)
13:00~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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(株)マンダム 先端技術研究所
ライフサイエンス研究グループ マネジャー 理学博士 原 武史 氏
《ご専門》
分析化学、微生物学、化粧品学
現在、皮膚恒常性の維持機構や発汗のメカニズム、体臭の生成プロセスに関する
基礎研究に取り組んでいる。
特に、皮膚と外部因子との相互作用や、汗腺の働き、皮膚常在菌が体臭に与える
影響を分子レベルで解明することに興味を持っています。
これらの研究を通じて、皮膚の健康や快適な生活の維持に貢献することを
最終目的とし、基礎研究で得られた様々な知見を製品開発へ繋げています。
《ご経歴》
2005年4月 株式会社マンダム入社
2023年4月 同社 先端技術研究所 ライフサイエンス研究グループ マネジャー
2023年4月 大阪大学大学院薬学研究科 先端化粧品科学共同研究講座 招へい准教授
現在に至る
《受賞》
2011年:第45回 日本味と匂学会 論文賞
2023年:IFSCC(国際化粧品技術者会)Johann Wiechers Poster Award
非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
46,200円
(本体価格:42,000円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
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よくある質問
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
資料付(PDFで配布いたします)
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
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ください。
・セミナー資料は前日までには、お送りいたします。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
・商品開発や品質管理に携わる化学・化粧品・食品関連企業の技術者
・臭気評価や消臭・制汗素材の研究開発担当者
・医薬・日用品メーカーの研究者およびマーケティング担当者
・体臭・口臭・発汗に関する基礎知識
・体臭・口臭・発汗のメカニズム
・官能評価(嗅覚による評価法)と
機器分析手法(ガスクロマトグラフィーなど)の具体的手順
・消臭・制汗素材の開発プロセス
本セミナーでは、体臭・口臭・発汗に関連する基礎知識から官能評価および分析方法までを体系的に解説します。さらに、消臭・制汗素材の開発に関する最新の研究事例を紹介し、実際の製品開発に役立つ知識を提供します。
まず、体臭や口臭、発汗における発生機序やニオイ物質の特性、ヒトの嗅覚特性と、それらを評価するための官能評価法や分析化学的手法を詳しく説明します。次に、消臭・制汗素材の開発プロセスやその実験方法を研究事例を交えて紹介します。
本セミナーを通じて、体臭や口臭、発汗の問題解決に取り組むための科学的アプローチを学ぶとともに、製品開発への応用力を高めることを目指します。また、受講者が明日からの業務に活用できる具体的な知識やヒントを提供します。
1.においを感じる仕組みの理解
1.1 においとは何か? ― におい分子とその特性
1.2 嗅覚受容体のしくみ
1.3 嗅覚の個人差・性差
1.4 嗅覚順応・疲労と慣れ
2.体臭・口臭とは何か
2.1 体臭・口臭の正体 ― なぜ体はにおうのか?
2.2 体臭・口臭が発生する生理的・化学的メカニズム
2.3 体臭の部位差・性差
3.体臭・口臭をどう評価し、どう測るか
3.1 ヒトによる臭気評価方法(ニオイの分類・強度・不快度)
3.2 ガスクロマトグラフによる臭気成分の測定
3.3 ニオイセンサーを用いた臭気評価
4.発汗の仕組みの理解
4.1 発汗が担う生理的役割
4.2 汗腺の種類と発汗の調節メカニズム
4.3 発汗メカニズムの理解に基づく汗腺の構造と機能研究
4.4 汗の測定方法とデータの活用
5.体臭・口臭・発汗に基づく素材・製品開発
5.1 体臭の軽減を目的とした素材・製品の最新開発事例
5.2 口臭の軽減を目的とした素材・製品の最新開発事例
5.3 汗腺研究から生まれた素材・製品の最新開発事例
【質疑応答】
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