★異なる価値観・文化・専門性を持つメンバーの協働において、単なる「相互理解」ではなく、
 新たな知の融合を生み出すプロセスとしてイノベーションを加速させるマネジメント視点を提供します。
★研究現場における創造的衝突を成果へと転換する具体的アプローチを学びます。

異文化から生まれる創造力 ― R&D現場における多様性と共創のマネジメント【LIVE配信】
Diversity, Psychological Safety and Innovation in Global Research Teams

※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
※本セミナーのアーカイブ配信はございません。

セミナー概要
略称
多国籍チームマネジメント【WEBセミナー】
セミナーNo.
251234
開催日時
2025年12月11日(木) 13:00~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
関東学院大学 社会連携センター 特任教授
早稲田大学大学院経営管理研究科 早稲田ビジネススクール 非常勤講師
松野尾 萌氏

【ご専門】
経営学、事業計画、ダイバーシティマネジメント、イノベーションマネジメント

【ご経歴】
・学術関係
 日本組織学会会員
 国際戦略経営学会会員
 ベトナム貿易大学客員教授
 早稲田大学イノベーション戦略研究部会研究員

・ビジネス略歴
 1990 – 2010
 ソニー株式会社 (経営戦略部、商品企画部、マーケティング部他)
 / ソニー英国赴任 中欧B2B統括責任者
 / ソニー中国赴任 B2B統括責任者

 2010 – 2017
 独・メルク株式会社 営業マーケティング部門ダイレクター

 2017 – 2022
 米・アフトンケミカル株式会社 代表取締役社長
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

◆◇◆10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。◆◇◆
お申込みご希望の方は 【こちら】からお問い合わせください。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・資料付(PDFデータでの配布)※紙媒体での配布はございません。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。

3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・研究職・開発職のリーダー、チームマネージャー
・外国籍研究者・留学生・海外拠点との共同研究を担当する方
・多様なバックグラウンドを持つメンバーのマネジメントを担う方
・R&D部門において新しい発想や協働文化を醸成したい方
必要な予備知識
予備知識は必要ありません。
習得できる知識
◎多文化環境での協働力と創造性を高めるマネジメント手法
 → 研究チーム内での誤解や摩擦を防ぎ、相互理解を促す具体的な対話設計・意思疎通のフレームワークを身につけます。
◎心理的安全性を基盤としたリーダーシップとイノベーション創出スキル
 → 部下や外国籍研究者が安心して意見を発言できる環境づくりを通じて、創造的な議論や新規アイデア提案を引き出す方法を学びます。
◎文化差分析の枠組み(Hofstede, Erin MeyerのCulture Map)の活用法
 → 研究プロジェクトにおける国籍・文化背景の違いを可視化し、効果的なチームビルディング・タスク配分に応用できます。
◎SECIモデル(知識創造理論)を応用した多様性×知識創造の促進メカニズム
 → 異なる価値観を組み合わせて新しい研究テーマ・発想を生み出す「知識共有のデザイン」を理解し、R&D組織の知的生産性向上に活かせます。
◎多文化チームでのコミュニケーション&フィードバック技法
 → 日本人特有の“曖昧な表現”や“遠慮”を乗り越え、外国籍研究者に明確・肯定的に伝える指導・評価の方法を実践的に修得します。
趣旨
 グローバル化が進む研究・開発の現場では、異なる価値観・文化・専門性を持つメンバーが協働する機会が急増しています。しかし、その多様性はしばしば誤解や摩擦を生み、潜在的な創造力を阻む要因ともなります。本講演では、異文化理解を単なる「相互理解」ではなく、新たな知の融合を生み出すプロセスとして捉え、イノベーションを加速させるマネジメント視点を提供します。心理的安全性を確保しつつ、多文化チーム内の対話を活性化し、異なる発想を結合させることで、研究現場における創造的衝突(Creative Friction)を成果へと転換する具体的アプローチを学びます。
プログラム

1.R&Dと異文化の時代
  1-1 グローバル研究環境の変化と多様性の意義
  1-2 異文化マネジメントが研究成果に与える影響

2.文化と価値観の多様性を理解する
  2-1 Hofstedeの6次元モデルなど文化論の活用
  2-2 日本人と海外研究者の価値観・動機・発表文化の違い
 2-3 研究倫理・キャリア志向の相違点

3.異文化コミュニケーションと心理的安全性
  3-1 ハイコンテクスト/ローコンテクストの壁
 3-2“言わなくても分かる”が通じない理由
 3-3 Speak Upを促す対話の設計法

4.ダイバーシティが生むイノベーション
 4-1 SECIモデルで見る知識創造理論の多文化的拡張
 4-2 多様性から生まれたR&Dイノベーションの実例
 4-3 「創造的衝突」を成果に変える思考法

5.ケース・ワークショップ
 5-1 実際の多文化研究チームの事例分析
 5-2 ロールプレイで学ぶ建設的コミュニケーション
 5-3 個人行動計画(Action Plan)の作成

キーワード
異文化コミュニケーション,マネジメント,心理的安全性,ダイバーシティ,セミナー,演習
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