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筑波大学 システム情報系 知能機能工学域 准教授 博士(工学) 川崎 真弘 氏
■専門:
認知脳科学、認知心理学、認知科学
■略歴:
2007年3月 東京大学大学院博士課程修了
2007年4月~2007年12月 東京大学生産技術研究所 研究員
2008年1月~2013年3月 理化学研究所 BSI-トヨタ連携センター 研究員
2008年6月~2022年3月 理化学研究所脳科学総合研究センター 客員研究員
2013年4月~2017年6月 筑波大学 システム情報系知能機能工学域 助教
2017年6月~現在 筑波大学 システム情報系知能機能工学域 准教授
2012年4月~現在 明治大学大学院理工学研究科 兼任講師
2019年4月~現在 東京大学教養学部 非常勤講師
脳波やコミュニケーションに関係する研究に従事。「ガッテン(NHK)」「カズレーザーと学ぶ。(日テレ)」「所さんの目がテン!(日テレ)」などで脳波について解説。
■学協会での活動:
・Scientific Reports誌, Frontiers in Human Neuroscience誌 Editorial Board Member
・日本認知科学会 運営委員
・電子情報通信学会HIP研究会 専門委員・編集委員
非会員:
55,000円
(本体価格:50,000円)
会員:
44,000円
(本体価格:40,000円)
学生:
55,000円
(本体価格:50,000円)
会員の方あるいは新規会員登録していただくと、下記の割引が適用されます。
・1名申込の場合、55,000円(税込)→44,000円(税込)
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※申込者以外の視聴はできません。録音・録画などの行為を固く禁じます。
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・脳波を使った医療関係者・基礎科学研究者
・脳波測定・解析技術を使った開発を進めている方
・脳波を使って産業応用を進めている方
・脳波の計測・解析技術
・脳波を使った実験計画方法
・脳波の持つ認知脳科学的な解釈方法
近年、ヒトの認知機能や状態に関係する脳活動を分析するためのツールの一つである脳波は、安価で簡易的なものになり、医療現場だけでなく研究・開発・産業において身近なツールになってきた。一方で測定や解析が簡易的なものの、目的に対してどのような実験計画でデータを取得すべきか、どのようにデータを解析・解釈すべきか、が困難であることが問題である。
本講座は、この脳波とは何か、何がわかるのか、何ができるのかを基礎から知る。特に、各自が知りたい認知機能や状態を明らかにする心理実験の計画方法、それに伴った脳波測定方法、脳波データ解析方法を習得する。またサンプルデータを用いて、実際の脳波解析の演習を行う。最後に、これらの方法論を組み合わせてできること、期待される産業応用について議論する。
1.脳波の持つ意味
1-1 脳の仕組み
1-2 脳の認知機能
1-3 脳波の情報
2.脳波の測定方法
2-1 脳波測定に必要な機器
2-2 脳波測定に必要な環境
2-3 脳波測定に必要な情報
3.脳波の実験計画方法
3-1 認知心理学アプローチ
3-2 認知脳科学アプローチ
4.脳波の解析方法
4-1 前処理(ノイズやアーチファクトの除去方法など)
4-2 事象関連電位
4-3 時間-周波数解析
5.脳波の解釈方法
5-1 事象関連電位の解釈
5-2 脳波リズムの解釈
6.脳波を使った応用技術
6-1 医療への応用技術
6-2 コミュニケーションへの応用技術
6-3 その他の応用技術:ブレインマシンインターフェース・ニューロフィードバック・ニューロマーケティング
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