☆トライボロジーの基本を理解していただきます!樹脂・高分子の摩擦摩耗の特徴についても紹介します!

摩擦・摩耗の基礎と試験・評価・解析法【LIVE配信】

※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。アーカイブ配信(期間:3/13~3/19)のご視聴を希望される方は、【こちらのページ】からお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
摩擦・摩耗【WEBセミナー】
セミナーNo.
260332
開催日時
2026年03月11日(水) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
福井大学 産学官連携本部 客員教授/名誉教授 工学博士 岩井善郎 氏

《専門》
 トライボロジー、摩擦・摩耗、表面損傷、材料表面強度評価法

《略歴》
 1980年 7月 京都大学大学院工学研究科博士課程機械工学専攻修了・工学博士
 1978年 3月 福井大学工学部産業機械工学科 講師、助教授を経て
 1991年10月 福井大学工学部機械工学科 教授
 2013年4月~2019年3月 福井大学理事(研究、産学・社会連携担当)・副学長
 2019年4月 福井大学名誉教授、産学官連携本部特命教授、客員教授 現在に至る

《活動等》
 ・日本トライボロジー学会 元副会長
 ・日本機械学会機素潤滑設計部門 元部門長
 ・日本工学アカデミー 理事
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは新規会員登録していただくと、下記の割引が適用されます。
 ・1名申込の場合、55,000円(税込)→44,000円(税込)
 ・2名同時申込の場合、合計110,000円(税込)→合計55,000円(税込)
   ※両名の会員登録が必要です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・摩擦・摩耗(トライボロジー)について学びたいメーカーの方
習得できる知識
・摩擦・摩耗の基礎(大学学部レベル)
・各種材料の摩耗特性とその試験・評価法およびその考え方(学部・大学院レベル)
・摩耗損傷のモニタリング法
・摩耗損傷(表面損傷)の評価と解析法
 (聴講者が抱えている摩耗問題の解決の糸口が見つかる可能性もある)
趣旨
 機械部品や機械設備の高信頼性化・長寿命化の設計とそれらのメンテンスにあたり、摩擦・摩耗にかかわる基礎知識(トライボロジーと呼ばれ近年非常に重要な分野として認識されている)の理解は必要不可欠です。摩擦・摩耗特性は、運転条件のような力学的要因、大気中や油中などの雰囲気・環境要因などによって複雑に変化する現象で、システムとして捉えることが求められます。そのため、過去の知見やデータあるいはモデル実験から、実機の摩擦摩耗をコントロールし摩耗設計・メンテンスを可能にするためには、系統的な摩擦・摩耗の知識の習得が必要です。併せて、摩擦摩耗を評価するに当たっての基本的な考え方や解析手法を学ぶことも重要です。
 本セミナーでは、初心者・中級者に求められる摩擦・摩耗の基礎知識から、材料の摩擦・摩耗特性の試験法と評価および実用的な摩耗損傷の解析法とその事例についてもわかりやすく解説します。機械の高効率化、長寿命化、高信頼性化に向けた機械設計、メンテンス、信頼性・品質管理等に携わっておられるエンジニアにとって役に立つ摩擦・摩耗に関する講座です。
プログラム

1.はじめに:摩擦・摩耗の発生とそこでの課題は?
 1-1 身近で問題になる摩擦摩耗の事例
 1-2 どのようなことが問題になるのか?

2.摩擦摩耗の理解のための3つの基礎的事項
 2-1 固体表面の特徴(性質と形状)
 2-2 真実接触面積
 2-3 固体同士の接触(弾性接触と塑性接触)

3.摩擦の基礎を知る
 3-1 摩擦の経験則(アモントン・クーロンの法則)
 3-2 摩擦が発生するメカニズム
  3-2-1 凝着説
  3-2-2 掘り起こし説
 3-3 潤滑下の摩擦の形態とそのメカニズム
  
4.摩耗の基礎を知る
 4-1 摩耗の分類
  4-1-1 様々な摩耗を系統的に分類する
  4-1-2 摩耗の程度(激しさ)を評価する指標(摩耗率、比摩耗量)
 4-2 摩耗の形態とその発生メカニズムおよび主な影響因子
  4-2-1 凝着摩耗
  4-2-2 アブレシブ摩耗
  4-2-3 腐食摩耗
  4-2-4 疲労摩耗
  4-2-5 フレッチング摩耗
  4-2-6 エロ-ジョン摩耗(エロージョン)
 4-3 摩耗形態の知識を現場に活かすために重要な遷移現象を理解する
  4-3-1 摺動条件、潤滑下などにより摩耗形態が異なる
  4-3-2 材料の耐摩耗性を考えるときの重要な視点
 4-4 近年活用が拡がる樹脂の摩擦摩耗
  4-4-1 樹脂・高分子の摩擦摩耗の特徴(金属と比較して考える)
  4-4-2 代表的な樹脂の摩耗とメカニズム

5.摩擦・摩耗の試験・評価・解析法
 5-1 汎用の摩擦摩耗試験法とそれらの特徴
 5-2 表面の様々な機械的性質の試験・評価法
 5-3 新しい表面強度評価法(MSE法とi-MSE法)
 5-4 機械摺動面の摩耗の各種モニタリング法とそれらの特徴
 5-5 摩耗損傷の機器分析と解析法

6.まとめ:摩擦摩耗の知見を活用するために
 6-1 役に立つ摩擦制御と耐摩耗の考え方(潤滑(剤)・設計・材料の視点から)
 6-2 応用例

【質疑応答】

キーワード
トライボロジー,摩擦,摩耗,金属,ポリマー,機械,自動車,潤滑,研修,講座,セミナー
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連するタグ
フリーワード検索