★素材事業(プラスチック、金属、複合材料等)の新規事業テーマ探索に必要な技術とは?

素材事業の中期R&D、新規事業テーマ探索の進め方【アーカイブ配信】
~素材事業の事業特性を踏まえたスピーディなテーマ探し~

こちらは3/5実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

セミナー概要
略称
素材事業テーマ探索【アーカイブ配信】
セミナーNo.
260378A
配信開始日
2026年03月09日(月)
配信終了日
2026年03月13日(金)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
(株)リーディング・イノベーション
 代表取締役/シニアコンサルタント 芦澤 誉三 氏

【ご専門】
 新製品・新規事業開発、研究所発新規事業開発、ベンチャー創業

【ご略歴】
 1982年 早稲田大学理工学部卒業。石油開発のエンジニアリング会社を経て、日本能率協会コンサルティングに入社し、約13年間、新規事業開発、及びマーケティング関連のコンサルティングを行なう。その後、一部上場メーカーにて新規事業開発に携わり、別会社として独立し取締役に就任。ソフトウェアベンチャーの取締役を経て、現在、(株)リーディング・イノベーションの代表取締役/シニアコンサルタントとして、新製品・新規事業開発、研究所発の新規事業開発、中期R&Dテーマ開発、事業化プロデューサーの育成など、新たな事業開発の支援を行なっている。

【主な著書・論文】
 「欲求の本質に迫る」(Kindle出版)、「事業化プロデューサー養成講座」(明日香出版社)、「LLPとLLCの基本と仕組みがよ~くわかる本」(秀和システム)、「新規事業意開発の通説と現状を掘り下げる」 (ビジネスリサーチ:企業研究会)、 「新規事業開発に立ちふさがる壁に挑む」(ビジネスリサーチ:企業研究会)、顧客満足を先取りする“提案開発アプローチ”(ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー)、「技術シーズの新規事業開発への結びつけ方」(経営センサー:東レ研究所)等多数。
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  39,600円 (本体価格:36,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、39,600円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
こちらは3/5実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

・配信開始日までに、講義動画の視聴URLとセミナー資料(PDF)をメールでお送りします。紙媒体では配布しません。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・素材メーカーや素材事業のR&Dテーマ、新規事業探索に携わる企画者、研究開発者、マーケッター
・研究開発の成果をビジネスに結び付けていくことを期待されている、もしくはビジネスに結び付けなければならないマネージャー、及び担当者
習得できる知識
・素材事業のテーマ探索に必要な得意技術の捉え方
・自社らしく、かつ魅力あるテーマを発掘するための考え方、体系化されたプロセスと分析ツール
・R&Dテーマ、新規事業テーマ探索を効率化する生成AIの活用法
・得意とする技術シーズを活かした新規事業開発の進め方とポイント
・差別化のつくり方と競争優位策の考え方
趣旨
 中期R&Dテーマ、新規事業テーマを見つけるには、探索活動のスタートが非常に重要になります。何故なら、探索領域は無限に存在するからです。しかし、しっかりとした絞り込みのロジックがないため、「まずは成長分野を調査しましょう」「未来社会の姿を予測しましょう」「「先端技術から探しましょう」といったあいまいな考え方からスタートしているケースは多いように思われます。
 また、素材事業は顧客市場が幅広いため、ニーズ情報の探索対象を決めることが難しく、さらに直接の顧客ではなく、その上位レイヤーの顧客ニーズを把握することも必要になります。
 このように、ニーズ起点でのテーマ探しが難しいという特性を持っているのが、素材事業におけるテーマ探しです。
 一方、新たな材料開発によって従来では不可能だったことが実現し、顧客の新製品が大きな事業へと成長していった事例は数多くあります。すなわち、そこには多くの可能性があるということです。しかし現実には、「どのように進めれば顧客に喜んでもらえるテーマを見つけられるのか」と進め方に悩んでいる方は少なくないのではないでしょうか。
 テーマ探しの基本は、「顧客の理想を見つけて、その理想を実現する手段(技術+商品)のアイデアを発想すること」です。ただし、それを効率的、かつ確率高く進めていくには、調査・検討の手順と考え方が重要になります。
 本講座は、素材事業を対象として「中期R&D、新規事業テーマ探索の進め方」について解説するものです。素材事業に焦点を当てているため、より実践的な内容となっています。
 
プログラム

1.中期R&D、新規事業テーマの探索領域は無限にある
  ・マーケティングと新規事業は探索領域の広さが大きく違う
  ・「成長分野から調査する」ことの利点と欠点
  ・「未来社会の姿の予測から始める」ことの利点と欠点
  ・「先端技術から探す」ことの利点と欠点
  ・未来の事業が生まれるプロセス

2.「自社の強みを活かせ」がチャンスを減らしている
  ・自社の強みとは既存事業の強みのこと
  ・新規事業の成功の核心は既存事業の強みではない
  ・事業成功の核心は事業毎に異なるため戦略発想が必要
  ・事業成功の核心を見つける分析方法

3.素材事業のテーマ探索で重要となる技術の体系
  ・新規事業テーマ探索に必要な技術の体系
  ・素材事業のテーマ探索に必要な技術の体系
  ・要素技術分解をしてもアイデアが出てこない理由
  ・技術の強みと得意技術の違い
  ・素材の形状と得意、不得意の関係分析
  ・テーマ探索の領域設定には得意技術が重要となる
 
4.素材事業の事業特性
  ・あまり意識されていない事業特性分析とは
  ・事業成功の核心と事業特性の関係 
  ・ビジネスレイヤーの下部に位置付く素材事業の特性
  ・目的型商品と機能型商品の違いと重要性
  
5.顧客が価値を判断するメカニズム
  ・顧客価値を構造的に捉えて整理する
  ・商品の差別化と価値の差別化の関係
  ・基本価値と付加価値と経済的価値に分ける意味
  ・素材事業もビジネスモデルが大切(シンプルな体系)

6.素材事業の中期R&D、新規事業テーマ探索の進め方
(1)進め方の全体像
   ・技術起点で探索領域を設定することで自社の手の届く範囲で探索活動ができる
   ・進め方の全体像
(2)自社技術起点で探索領域を設定する分析方法
   ・自社の製品開発の流れ、製品・市場分析
   ・機能製品技術の抽出
   ・探索領域の設定方法
(3)さらなる探索領域の絞込み
   ・探索領域を構造化する(ビジネス構造マップの作成)
   ・素材事業のビジネス構造マップの軸の候補
   ・生成AIも使いながらマップの領域を把握する
   ・顧客ニーズ起点で探索領域をさらに絞り込む(候補用途)
(4)素材事業のアイデア発想のやり方
   ・候補用途に対して顧客の理想を想像する
   ・理想を実現する手段(技術+商品)のアイデアを発想する
   ・素材事業のテーマに必要なアイデア項目(要素技術、機能製品技術、顧客、用途向け商品、用途展開に必要な対応技術)
   ・アイデアをリファインする上位目的発想
(5)価値の設計
   ・評価ゲートを通過する客観性ポイント
   ・評価ゲートを通過する社内の主観性ポイント
   ・相対的価値という評価視点
   ・競争優位を築く戦略発想

キーワード
プラスチック、金属、新規、素材、テーマ、探索、事業、アイデア、発想
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