原価の見える化と製品開発におけるコストマネジメント実践講座【LIVE配信】
☆実践的な予算管理、統計を用いた見積手法
☆設計と原価が融合した姿の道筋

※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

セミナー概要
略称
原価の見える化【WEBセミナー】
セミナーNo.
260391
開催日時
2026年03月25日(水) 10:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
(株)プリベクト 代表取締役 北山 一真 氏

<略歴>
IT系コンサルティング会社、製造業系コンサルティング会社ディレクターを経て、2010年にプリベクトを設立。競争力ある製品/もうかる製品の実現のため、設計と原価の融合をコンセプトにした企業変革に取り組む。業務改革の企画/実行、IT導入まで一気通貫で企業変革の実現を支援。著書に『PLMと原価企画』(東洋経済新報社) 『プロフィタブル・デザイン iPhoneがもうかる本当の理由』(日経BP社)『赤字製品をやめたら、もっと赤字が増えた!-儲かる製品を実現するコストマネジメント-』(日刊工業新聞社)、他多数執筆。
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名55,000円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
・3名以降は一人当たり定価の半額となります。
<※2名以上でお申込の場合は1名につき27,500円(税込)>
会員登録とは? ⇒ よくある質問
持参物
受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
習得できる知識
・原価の見える化のあり方が理解できる
・設計段階で、どのようなコストマネジメントを行うべきか理解できる
・コスト構造を見直すポイントを理解できる
・原価見積/コストテーブル構築手法が理解できる
趣旨
 設計開発段階でコストの約80%が決定します。しかし、品質を重視した設計が行われ、コストチェックは後回しにされており、適切なコストコントロールがされていると言い難いです。特に設計の上流段階(構想設計や受注可否判断)においては、根拠となるデータもなく経験者の勘による原価見積が行われています。また、案件が終わった際に原価の振り返りを行わず、実力が反映されないまま次の案件を行なうため、原価精度が向上していません。
 当講義においては、設計者が適切な原価意識を持つために何が必要か。原価の可視化のあり方、データやシステムのあり方について解説します。そして、そのデータを用いて、設計の上流段階/詳細設計段階/案件終了時など、どのようにコストマネジメントを推進すべきか、原価企画などについて解説します。品質とコストのバランスを判断するのは非常に難しいですが、コストテーブル/Cost-BOMの整備により、プロダクト損益を見える化し、適切な意思決定が行える環境を構築する必要があります。実践的な予算管理、統計を用いた見積手法など、設計と原価が融合した姿の道筋について学んでください。
プログラム

[基礎編]
1.ムダな「原価管理」の取り組み
 1-1 属人的で根拠が残っていない原価管理
 1-2 案件横串で振り返りもできないExcel管理
 1-3 調達や原価部門に依存した見積管理
 1-4 原価情報を設計に開示していない閉鎖的な管理

2.「原価改革」の失敗例
 2-1 実績収集を細かくするだけで現場に負担増の改革
 2-2 営業・設計などの部門はザルのままの改革
 2-3 原価部門のフォローを厳しくしただけの改革
 2-4 予算超過時に懲罰ルールだけを取り入れた改革
 2-5 PLMやBOMと連動しないシステム改革

3.なぜ設計段階の原価管理は難しいのか?
 3-1 原価の見える化がなぜ難しいのか
 3-2 見積精度向上がなぜ難しいのか
 3-3 設計者は原価が嫌い

4.原価改革の方向性を理解する
 4-1 基本となる3つのプロセス
 4-2 原価と利益の正しい認識
 4-3 企画量産系と個別受注系の原価管理の方向性

[実践編]
5.原価の見える化とコストテーブルの整備
 5-1 設計段階での原価データの整備
 5-2 ロスコストの見える化が重要
 5-3 適切なコストテーブルで設計者の意識が激変する

6.改革1:見積精度向上を実行する
 6-1 属人的な勘見積からの脱却
 6-2 原価情報を適切に共有し意識変革を促す
 6-3 統計的コストテーブルを整備する
 6-4 設計諸元と原価を統計的に分析する
 6-5 設計見積・調達査定・予算立案に活用できるコストテーブル

7.改革2:予算のあり方を再考する
 7-1 適切な予算とはなにか?
 7-2 改善アクションプランとリスクの考え方
 7-3 受注可否判断・開発Go/NoGo判断を良くする

8.改革3:原価フォローと振り返りを徹底する
 8-1 原価の番人を置く
 8-2 原価レビューと原価差異管理
 8-3 目標原価/見積原価/計画原価の3つをフォロー

9.改革4:プロダクト損益を使った振り返り
 9-1 脱やりっぱなし。原価の振り返りの重要性
 9-2 プロダクト損益で適切な評価を行う
 9-3 原価基準や標準づくりが重要

10.改革5:PLMシステムと原価管理
 10-1 E-BOMを活用した原価見積
 10-2 Cost-BOMを活用した予算管理
 10-3 PLMシステムが原価レベルを激変させる
 

スケジュール
昼食の休憩時間12:00~13:00を予定しております。
※進行によって、多少前後する可能性がございます。
※質問は随時チャット形式で受け付けます。また音声でも可能です。
キーワード
原価管理,PLM,BOM,コストテーブル,見積精度,プロダクト損益,WEBセミナー
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