☆大型電池試作工場で実際に体験できるプログラム

電池工場を活用しての電池技術者養成講座「STL JAPAN(株) 岡山工場」
第1回 リチウムイオン電池の製造技術-基礎編(三元系正極と黒鉛負極系)

本講座は、宿泊を伴う5日間の実習講習講座です!

セミナー概要
略称
電池技術者養成(第1回)
セミナーNo.
cmc260601
開催日時
2026年06月15日(月) 13:00~17:30
2026年06月19日(金) 09:00~17:00
主催
STL JAPAN(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
STL Japan(株) 岡山工場 (岡山県津山市油木下 551)
講師
小川 順一(おがわ じゅんいち)氏
元ソニー、STL JAPAN 名誉顧問
2007年~2016年、ソニー㈱にてリチウムイオン電池開発部門長、先端バッテリー研究所部長、中国工場の技術開発部門長などを歴任。ソニーが世界で初めて量産化したリチウムイオン電池の実用化に携わり、製品化技術、品質・安全性設計、量産プロセス確立、海外展開を含む事業拡大に貢献。2016年~2023年は韓国・中国で先端技術およびプロセス開発の指導に従事。

向井 孝志(むかい たかし)氏
ATTACCATO合同会社 代表
2002年、産業技術総合研究所にて電池技術者として勤務し、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、ナトリウムイオン電池など次世代二次電池の研究開発に従事。2014年、電池技術と他分野技術の融合ニーズに対応するためATTACCATO合同会社を設立。2026年には子会社ATTACCATOプラ株式会社を設立し、代表取締役副社長を兼務。専門は電池材料システム、特殊環境用二次電池、電池知財戦略。

川部 佳照(かわべ よしてる)氏
元GSユアサ、理学博士
1995年、筑波大学大学院理工学研究科修了後、㈱ユアサコーポレーション中央研究所に入社し、リチウム電池用正極材料の研究、電池設計・開発に従事。2007年より㈱GSユアサ研究開発センターにて、ニッケル水素電池、リチウム固体電池、ナトリウム系材料の研究開発を担当。2012年、㈱リチウムエナジージャパン品質保証部にて、自動車メーカーとの共同開発プロジェクト、EVモジュール立上げ、産業用リチウム電池監督、知的財産関連業務などを歴任。2023年より中国BTR社顧問。

境 哲男(さかい てつお)氏
STL JAPAN CTO・取締役
1982年、大阪大学大学院工学研究科博士課程修了後、通産省工業技術院大阪工業技術試験所に入所し、水素電池の研究開発と実用化に従事。以降、ストックホルム大学招聘研究員、神戸大学大学院教授、産業技術総合研究所 電池システム研究グループ長、産総研イノベーションコーディネータ、山形大学特任教授などを歴任。リチウムイオン電池の大型化、安全性評価、全固体電池、ナトリウムイオン電池など次世代電池分野で幅広い研究開発を推進。2019年より産総研名誉リサーチャー、2023年より現職。論文200件以上、特許200件以上。

二宮 裕一(にのみや ひろかず)氏
STL JAPAN 上席研究員
1994年、日本製箔㈱(現UACJ製箔)入社。電池外装材開発、ATバッテリー社向け負極コート開発に従事。2005年、東レ㈱入社。リチウムイオン電池用湿式セパレータおよびコーティングセパレータの開発、製品化、電池試作、製造プロセス技術の確立を担当。2023年、STL JAPAN入社。全固体電池、ナトリウムイオン電池の開発および大型化技術に従事。
価格
非会員: 550,000円(税込)
会員: 550,000円(税込)
学生: 550,000円(税込)
価格関連備考
1名につき、550,000 円(税込)
※ 津山駅からの送迎費、5日間の昼食費、交流会費は含む。
定員
6名。
※ 最低催行人員4名、申し込み締切 6月8日(月)としておりますが、定員になり次第締め切ります。
備考
※宿泊は各自でのお手配となります。ホテル予約・宿泊費のご負担・キャンセル手続きは参加者様ご自身でお願いいたします。
講座の内容
受講対象・レベル
実験室レベルでの電池研究開発を行っている人で、工場レベルで一連の電池製造プロセスを体験して、電池 製造技術の基礎を学びたい人
習得できる知識
1.プラネタリー混練り装置での、負極水系スラリーの製造技術の習得
2.プラネタリー混練り装置での、正極溶媒系スラリーの製造技術の習得
3.負極塗工における電極目付の調整法の習得
4.負極塗工における乾燥プロセスの調整法の習得
5.正極塗工における電極目付の調整法の習得
6.正極塗工における乾燥プロセスの調整法の習得
7.プレス加工における負極及び正極の電極密度の調整
8.電極のスリット、裁断、電極検品方法の習得
9.正極、セパレータ、負極の積層方法の習得
10.電極集電端子の接合方法の習得
11.ラミネートセルの組み立て方法の習得
12.電解液の注入方法と化成方法の習得
13.初期充電とガス抜きの方法の習得
14.電池製造プロセスの全体の理解
趣旨
 日本においては、1990年代に、世界に先駆けて、リチウムイオン電池を携帯機器用途で商品化して以来、ハイブリッド車や電気自動車、定置用蓄電池の商品化も推進して、世界の電池業界をリードしてきました。しかしながら、この10年は、韓国や中国メーカーとの大量生産、低コスト化競争の中でシェアを大きく減らしており、国内で電池工場の新規稼働はほとんどない状況です。最近、蓄電池は、半導体と同様に、国内で自給することの重要性が認識されて、国の公的支援も始まっていますが、電池工場での実務経験のある電池技術者が極端に少ないのが現状です。
 そこで、STL JAPANでは、昨年6月に運営権を取得した岡山県津山市にある大型電池試作工場を、毎月1週間開放して、電池技術養成講座を開講することにしました。これまで日本の電池産業を支えてこられたOBの方々の協力を得て、1週間単位で、工場レベルでの電池製造技術の基礎を学び、実際に体験できるプログラムを作成しました。
プログラム

6月15日(月)
12:30 津山駅前 集合・ピックアップ
13:00~14:30 座学「電池設計と製造技術の講義」
15:00~17:30 実習
1.負極スラリーの調整(粘度、固形分の調整など)
18:00~ 津山駅前にて交流会開催(無料)

6月16日(火)
8:30 津山駅前 出発
9:00~17:30 実習
2.負極塗工(目付の調整、塗工厚、乾燥温度など)
3.正極スラリーの調整(粘度、固形分の調整など)

18:00 ホテル着、各自夕食

6月17日(水)
8:30 津山駅前 出発
9:00~17:30(昼休憩1時間) 実習
4.正極塗工(目付の調整、塗工厚、乾燥温度など)
5.電極プレス(電極密度、空隙率の調整など)

18:00 ホテル着、各自夕食

6月18日(木)
8:30 津山駅前 出発
9:00~17:30(昼休憩1時間) 実習
6.電極スリット、裁断、検品
7.電極積層、端子溶接、ラミセル組み立て、乾燥

18:00 ホテル着、各自夕食

6月19日(金)
8:30 津山駅前 出発
9:00~17:00(昼休憩1時間) 実習
8.電解液注入、セル封入
9.セル加圧下での初期充電
10.全体とりまとめ・質疑応答
11.ガス抜き、再封入、セル完成

17:30 津山駅着・解散

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