2016年02月02日(火)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
47,025円
(本体価格:42,750円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
・ラミネート加工に関連する技術者、設計者、品質管理担当者、現場担当者、
フィルム基材、インキ、接着剤、印刷、ラミネート、二次加工担当者
・ドライラミネートをもう一度見直ししたい方、新たに導入を考えておられる方々
・予備知識は特に専門知識は必要なく、ラミネート加工技術に興味を持たれている
方であれば、問題ありません。
・連続生産(ロールto ロール)での製造のあるべき姿
・良品の製造、ロス低減のポイント(巻締りシワ発生防止対策など)
・わずかな現象で見られる不具合の削減対策
溶剤型接着剤を使用して、基材と基材を貼り合わせるドライラミネートは、種々の基材・箔・フィルムが使用され、広範囲な用途に採用されている。そのため現場での生産活動・知見が大きく製品品質に影響を与えている。即ち、現場での「モノづくり」がどのように管理されて行われているかである。
ここでは、工程内で発生するトラブルの原因を見極め、想定し、不具合の発生防止をどのように進めて行くかを、Q&Aを交えながら解説していく。
ドライラミネート加工技術をさらに向上させる、もう少し覗いて見たいと考えておられる方々、インキ・接着剤・樹脂フィルム関係、加工現場、品質管理、検査、設備、材料設計者の方々に参加していただき、業務の一助になれば幸いです。
1.ドライラミネートのあるべき生産・工程管理
1.1 流れ生産と連続生産(ロールtoロール)
1.2 ドライラミネーティングはコンバーティング製品のモノづくりの中の一工程
2.ドライラミネートによる良品製造ポイントの基礎
ドライラミネートにはどのようなトラブルが考えられるのか(第1.2繰出、塗工、ラミネート、巻取)
3.ドライラミネートにおけるトラブル発生要因
3.1 生産前の主な加工設定とトラブル(第1、第2繰出、塗工、ラミネート、巻取)
3.2 各操作部でのトラブル発生要因と対策
3.2.1 第1繰出部と塗工部(加工面ミス、張力設定、硬化剤入れ忘れ、塗工量不足)
3.2.2 第2繰出部とラミネート部(張力設定、挿入シワ、熱ジワ、異物跡)
3.2.3 巻取部
3.2.3.1 巻きズレ
3.2.3.2 巻き締りシワ(巻取張力、テーパー張力、タッチロール圧)
3.2.3.3 巻き締りシワ(4パターン)
4.ドライラミネートにおける主なトラブルの発生と対策
4.1 トンネリング、カール(インモールド・ラベルの生産コントロール)
4.2 ドクター筋、カスレ(トラブル削減対策)
4.3 ラミネート加工中の縦折れジワ(塗工部、乾燥炉内)
4.4 巻き締りシワ(巻き締りシワ、タッチロールの左右圧、カット方式によるシワ)
4.5 印刷縦柄製品の巻き締りシワ対策
4.6 接着剤の反応と種類および接着強度の経時変化
4.7 ハイソリッド接着剤の加工での問題点
5.ドライラミネート製品の接着および剥離現象
5.1 接着および剥離(界面・層間・混合剥離)
5.2 接着性の向上(濡れ、表面張力、溶解度パラメーター、吸着・拡散)
5.3 剥離の改善
5.3.1 基材・接着剤の層間剥離の改善
5.3.2 ラミネート製品の加工上のトラブル対策
5.4 耐内容物適性の対応(スペアミント・ペパーミントオイル、消炎鎮痛剤)
6.生産・製造での取り組み方(不良・不具合・ロス低減のための考え方)
6.1 生産技術と製造技術とは(モノづくり=生産技術+製造技術)
6.2 固有技術と管理技術との関係(先ず、固有技術、次に管理技術)
6.3 ドライラミネートの連続生産でのポイント(スタートから良品を作り込む)
6.4 不合格品は、入れない、作らない、出さない
6.5 当たり前のことを当たり前に行う(三現主義、PDCA、暗黙知から形式知へ)
6.6 何が製造を難しくしている(無理なスピードアップ、多能工化、場当たり的対応ほか)
7.ドライラミネート加工前後の主なトラブル事例対策
7.1 印刷インキとのトラブル(基材とインキ、ラミネート用グラビアインキと成分)
7.2 残留溶剤のトラブルと対策(残留溶剤の許容:印刷後、ドライラミネート後)
7.3 ラミネート前の印刷原反の巻き締りシワ原因と対策(巻芯の張力勾配の設定)
7.4 ラミネート後のエージング(保温、接着剤の反応速度)
7.5 各工程での歩留り対策
7.6 ラミネート製品における異物混入(各部での異物混入、異物の種類と対策)
7.7 品質管理コントロールシステム
7.8 ラミネート加工工程で儲けるために何をしたらよいのか
□質疑応答・名刺交換□