~高安全性・高容量化を実現するポストリチウムイオン電池”大本命”の現在と未来~

全固体電池の開発動向と実用化への道のり
安全性にも優れ、高容量化も実現可能とあって実用化への研究開発が着々と進む全固体二次電池
本セミナーでは、2名の講師が全固体電池の研究開発動向をそれぞれの立場から語ります

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セミナー概要
略称
全固体電池
セミナーNo.
st170913
開催日時
2017年09月25日(月) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
プログラム

第1部  [13:00~14:40]
全固体電池の特性と開発動向、実用化に向けた技術的な課題」  

​ リチウムイオン電池の全固体化は、有機溶媒電解質に起因する問題を解決するものとして期待されている。講演では、リチウムイオン電池の全固体化に向けて開発された固体電解質、それらを使用した際に界面で生じる課題ならび解決に向けた取り組みについて紹介するとともに、高容量負極の可能性についても言及する。

1.リチウムイオン電池の全固体化
 1.1 リチウムイオン電池の課題
 1.2 全固体化への期待
 1.3 リチウムイオン伝導性固体電解質

2.硫化物固体電解質系全固体電池における正極界面
 2.1 硫化物固体電解質系における課題
 2.2 正極界面におけるナノイオニクス
 2.3 ナノイオニクスに基づく界面設計
 2.4 高出力界面の構築

3.硫化物固体電解質系全固体電池における負極界面
 3.1 全固体電池におけるシリコン合金負極
 3.2 シリコン合金負極のサイクル特性

4.酸化物固体電解質系全固体電池の研究動向
 4.1 酸化物固体電解質系の課題
 4.2 界面現象へのアプローチ

第2部 [14:50~16:30]
硫化物系電解質を用いた全固体電池の可能性と今後の展望

 電気自動車の普及に向けて、より安全で信頼性の高い次世代蓄電池の出現が強く望まれている。硫化物型全固体リチウム二次電池は、とりわけ実用化に向けての研究が加速している次世代電池系である。ここでは、まず硫化物型全固体電池の特徴と最近の研究動向について紹介し、結晶、ガラス、ガラスセラミック電解質の電気的性質、機械的性質、大気安定性について説明する。また、リチウムイオン電池を全固体化する際の課題や対策について、固体-固体界面構築やプロセス探索を中心に説明する。さらに、次世代全固体電池としての高容量リチウム-硫黄系全固体電池を紹介し、その将来展望について述べる。

1.はじめに
 1.1 硫化物型全固体リチウム電池とは
 1.2 硫化物型全固体リチウム電池の研究動向

2.硫化物系固体電解質材料
 2.1 高リチウムイオン伝導性結晶、ガラス、ガラスセラミックス材料
 2.2 硫化物系固体電解質材料の機械的性質
 2.3 硫化物系固体電解質材料の大気安定性

3.リチウムイオン電池の全固体化における課題と対策
 3.1 活物質-固体電解質界面の構築
 3.2 電極活物質に対する固体電解質のコーティング
 3.3 硫化物電解質の液相プロセス

4.次世代全固体電池−リチウム-硫黄系全固体電池
 4.1 硫黄や硫化リチウムを正極活物質とする全固体電池
 4.2 硫黄系高容量正極複合体の創製

5.おわりに -まとめと展望-

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