セラミックス材料の最大の欠点は脆く、延性を持たない為、損傷や破壊が突然発生することになります。
そのため製品における強度試験や信頼性の評価が重要となってきます。

そこでセラミックスの破壊メカニズムについて金属材料と比較しながら解説いたします。

セラミックスの破壊メカニズムと強度試験・信頼性評価入門【WEBセミナー】

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セミナー概要
略称
セラミックスの信頼性【WEBセミナー】
セミナーNo.
st210811
開催日時
2021年08月27日(金) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 44,000円、3名の場合 66,000円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
配布資料:製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
 ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
 ※開催日の4~5日前に発送します。
  開催前日の営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。

 ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
  開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー中、講師へのご質問が可能です。
講座の内容
受講対象・レベル
これからセラミックスを構造部品などに使用するとき,基本を身に着けたい方
セラミックスは金属と同じ考え方・強度設計でよいと考えている方
セラミックスは,脆いから使えない・使いたくないと思っている方
必要な予備知識
材料力学の基本を身についている方が望ましい
習得できる知識
・セラミックスと金属の破壊の仕方の違い
・破損したセラミックスの原因の見つけ方の基礎
・基本的な強度試験方法と強度の取扱い方
趣旨
 構造物や製品において、その部品の破損はシステムの故障や重大な事故を引き起こす可能性があります。したがって、長期信頼性を確保した構造物や製品を強度設計製作するためには、使用する材料の強度試験を行い、強度特性を理解することは必須です。金属は、強く,よく伸びる性質を有します。そのため、いきなり壊れることはなく、必ずその変形や損傷の徴候がみられます。一方でセラミックスは、金属材料と比較して耐熱性,高比強度,耐摩耗性など優れた特性を有しています。しかしながら最大の欠点は、非常に脆く、金属のように伸びないためにその変形や損傷の徴候が見られず、突然、脆性破壊します。このように金属とは対照的である、脆く伸びないセラミックスならではの強度の考え方・取扱い方があります。
 そこで本講座では金属材料と比較して、➀破壊メカニズムや破損の仕方の違いを説明し、②破損したセラミックスの原因の見つけ方の基礎を学びます。次に、③強度試験方法および強度データの取扱い方の基本を実データを用いて解説します。
プログラム

1.セラミックスの破壊原因と破壊規準
   1.1 セラミックス強度信頼性評価に関する歴史
   1.2 金属とセラミックスの破壊原因と破壊規準
  (1) 金属材料の塑性降伏条件
  (2) セラミックスの破壊原因と破壊条件
   1.3 金属とセラミックスの破壊形態

2.強度試験
   2.1 引張試験の問題点
   2.2 曲げ試験と破壊じん性値試験
   2.3 強度特性に及ぼす諸因子(速度・加工キズ)の影響
 
3.強度信頼性評価の基礎
    3.1 ワイブル分布
    3.2 ワイブル解析方法と強度解析事例
    3.3 強度に及ぼす寸法効果の評価法

  □ 質疑応答 □

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