ペロブスカイト太陽電池の基礎から高効率化・高耐久化の最新情報、さらに太陽電池のみならず、屋内IoT機器用発電素子、発光素子(LED)、光センシング素子、X線検出素子などのペロブスカイトの様々な応用について、最新動向や事業化・特許出願の現状、今度の展望など詳しく解説します。

ペロブスカイトを用いる太陽電池/光電変換素子の技術・最新動向および産業化の展望【東京開催】
~ペロブスカイト太陽電池の高効率化・高耐久化の最先端情報と今後の展望~

【Live(Zoom)配信orアーカイブ配信セミナーor会場受講】
【アーカイブ受講】 2021年11月25日(木) から配信開始予定(視聴可能期間:14日間)

本セミナーは、「会場受講」の他、「WEB配信」「アーカイブ配信」がございます。
自宅や職場で受講したい方はこちらからお申し込みください。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
ペロブスカイト太陽電池【東京開催】
セミナーNo.
st211104
開催日時
2021年11月16日(火) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 研修室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 44,000円(税込)
会員価格:1名につき 41,800円 2名の場合 44,000円、3名の場合 66,000円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
※資料付:製本テキスト
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
講座の内容
受講対象・レベル
パワーデバイス(光電変換素子)、エネルギーハーベストに関心のある、あるいは開発に携わる方、市場調査をされる方
習得できる知識
・ペロブスカイト太陽電池がなぜ高効率を達成できるのか?その原理的根拠を知る
・ペロブスカイト半導体がほかの半導体に比べて持つ優位点とその根拠
・鉛がペロブスカイト材料に必要なのか? ペロブスカイト以外の材料は可能なのか?
・ペロブスカイト太陽電池の実用化が向かう方向

ペロブスカイト太陽電池の高効率化と高耐久化の現状について最先端の情報を提供します。またペロブスカイト素子の開発が、既存技術との競争においてどのような優位性が有るか、また、光エレクトロニクスの分野を含めて他にどのような応用が可能かを紹介します。
趣旨
  ペロブスカイト材料を用いる光電変換素子のエネルギー変換効率は、単結晶Si太陽電池と同等の25%以上、Siとのタンデムセルでは30%に達している。溶液塗布(印刷法)を使った低コスト生産ができるほか、軽量でフレキシブルな素子の製作にも適するため、太陽光発電用としてのみならず屋内IoT機器用の光発電素子への応用も注目され、屋内照明に対する効率は34%と極めて高い。半導体としてのペロブスカイトの優れた光物性は発光素子(LED)、光センシング素子、X線検出素子なども含めて産業の応用が広がりつつある。
 本講演では、ペロブスカイト材料の持つ光物性を解説しながら、高効率化の方法と実用化の課題である耐久性を高める技術を含め、ペロブスカイトを用いる光エレクトロニクス素子の開発を紹介する。
プログラム

1.ペロブスカイト光発電素子の原理と特徴
 1.1 有機無機ペロブスカイト結晶とその薄膜材料の光物性
 1.2 セル構造と発電の基本原理
 
2.ペロブスカイト結晶層の製膜方法
 2.1 溶液塗布による薄膜形成法
 2.2 結晶層を緻密・平坦化、欠陥を減らす製膜法
 
3.光電変換素子(太陽電池)の高電圧・高効率化
 3.1 高効率化につなげるための結晶膜の構造
 3.2 高い電圧の取り出しが可能な材料作製
 3.3 粒子の界面(grain boundary)がもたらす不効率化の抑制
 
4.屋内IoTへの応用に向けた軽量フレキシブル素子の開発
 4.1 TiO2電子輸送層の低温製膜法
 4.2 軽量プラスチック素子の作製
 
5.ペロブスカイト材料の耐久性の改善
 5.1 耐熱性向上のためのオール無機ペロブスカイト組成
 5.2 塗布型の正孔輸送材料の改良
 
6. 環境安定性の確保に向けた対策
 6.1 鉛を用いないペロブスカイトの合成と高効率化
 6.2 鉛ペロブスカイトの環境インパクトに関して
 
7.産業における事業化ならびに特許出願の現状

8.今後の課題と市場規模の可能性

 □質疑応答/名刺交換(会場受講のみ)□

関連するセミナー
関連する書籍
関連するタグ
フリーワード検索