1.レオロジーの概念
1.1 弾性と粘性の本質 -粘弾性の基本法則を理解する-
1.2 緩和時間 -緩和現象を定性的に理解する-
1.3 デボラ数 -成形加工で最も重要なパラメータ、トラブルシューティングの基礎-
2.線形粘弾性の基礎
2.1 ボルツマンの重ね合わせの原理 -レオロジーは足し算だけで大丈夫-
2.2 動的粘弾性 -難しい数式を使わずに動的弾性率を理解する-
2.3 緩和スペクトル -線形粘弾性測定の目的を理解する-
2.4 周波数依存性と温度依存性 -材料特性の評価方法-
2.5 合成曲線 -構造変化の確認手法、測定できない領域の情報を得る方法-
3.成形加工に必要なレオロジー特性
3.1 牽引流と圧力流 -せん断流動の与え方-
3.2 高分子溶融体のせん断粘度 -フローカーブの読み方-
3.3 高分子溶融体が示す弾性 -スウェル比の決定因子、成形法に適した粘弾性特性とは?-
3.4 圧力差によるせん断流動 -ダイでのせん断速度を計算する、スリップ速度を評価する-
3.5 MFRの落とし穴 -MFRでは予測できない流動性-
3.6 伸長流動下のレオロジー特性 -伸長粘度の重要性と評価法およびその解釈-
3.7 伸長粘度・溶融張力の制御方法 -成形加工性を向上する手法、張力の評価法-
4.トラブルシューティングとレオロジー
4.1 せん断粘度と伸長粘度 -成形法と流動モード-
4.2 メルトフラクチャー -発生機構とその対策-
4.3 Tダイ成形 -ネックイン、レゾナンスの対処法-
4.4 インフレーション成形 -外部ヘイズ、バブルの安定性向上-
4.5 目ヤニ、フィッシュアイ -発生機構と解析方法、対策-
4.6 射出成形 -固体構造の決定因子、流動長の増加法-
□質疑応答□