流動解析を実務でちゃんと使えていますか?
〇流動解析を導入したけど、かえって効率が悪くなった…
〇品質向上を目的にしていたけど以前と変わっていない気が…
〇問題解決のために活用したいけどどうすればいいのか… などなど
第1章 “流動解析”を正しく理解しよう
「流動解析を使えば樹脂製品の問題を解決できる!!」というフレーズを耳にした人も多いと思います。しかし、講師の経験からすると残念ながら流動解析はすべてのトラブルや不具合を直してはくれません。従って、このフレーズを口にする人は流動解析を正しく理解していないということになります。そこで、真の意味で流動解析の正しい理解を勉強していきます。
(1)そもそも解析やシミュレーションとは何なのか?
(2)問題が解決できないケースとは?
(3)流動解析を行う最適なタイミングとは?
第2章 流動解析を活用するために真に必要なこととは何か!!
「流動解析に必要なスキルとは?」という質問をしたとき、どのようなことをイメージするでしょうか?流動解析の理論や原理、樹脂や成形に関する知識をイメージした人もいると思います。勿論、これらのことも抑えることは重要です。しかし、流動解析を真の意味で活用するには他にも重要なことがあります。ここでは流動解析を活用するために真に必要なことについて解説します。
(1)流動解析に必要な知識…樹脂・成形・(特に)金型について
(2)理論で分析し経験を活かして問題解決
第3章 流動解析の運用について考える
流動解析を定着させるには他部署に協力を求めることも必要ですが、解析者自身も運用について見直す必要があります。ここでは流動解析をものづくりの一つの工程にするために講師が実際に行ってきた方法を紹介します。
(1)効率よく流動解析業務を進めるための工夫を考える
(2)精度の高い結果を提供する仕組みを考える
(3)相手が欲しいときに臨む情報を提供できる仕組みを考える
第4章 流動解析を活用した問題の解決方法について
流動解析を使用した基本的な問題の解決方法と、解析結果の項目には樹脂製品のトラブルに対する考え方と解決方法について紹介します。
(1)流動解析のそりについての考え方と解決手順
(2)解析結果の項目にはないトラブルの考え方と攻略法
第5章 最適解だけを求めない解析のススメ
流動解析とは最適解を求めるために活用するツールではありますが、最適解のみを求める解析とはかえって大きなトラブルを招く…といったことも実はあるのです。そして、そのトラブルには必ず“人”が関わってきます。そこで、ここでは“人”を考慮した解析作業について紹介します。
(1)人を考慮した解析作業について
(2)提案力を向上するための方法とは?
□ 質疑応答 □