電磁鋼板・モーター・センサ・磁気ディスクの開発等々、磁性の知識不足が原因で躓いている人に、
まずは立ち戻って学んでほしい磁性入門のセミナーです。 

これだけは押さえておきたい磁性応用のための入門講座【WEBセミナー】
~ 強磁性・硬磁性・軟磁性の基礎 ~

アーカイブ配信付

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セミナー概要
略称
磁性:入門【WEBセミナー】
セミナーNo.
st230506
開催日時
2023年05月22日(月) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  39,600円 (本体価格:36,000円)
会員:  37,620円 (本体価格:34,200円)
学生:  39,600円 (本体価格:36,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 39,600円(税込)
会員価格:1名につき 37,620円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
・製本テキスト(開催日の4,5日前に発送予定)
 ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
 ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
  開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
 ※受講時にはスライドが画面表示されますので 製本テキストがお手元に無くても 受講には差支えございません。

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。

【アーカイブ(見逃し)配信付き】
・視聴期間:終了翌営業日から7日間[5/23~5/29]を予定
 ※アーカイブは原則として編集は行いません
 ※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
講座の内容
受講対象・レベル
磁性に関してまったく知識はないが、これから磁性に関する勉強をする人、及び磁性の仕事に関わる人に役立つ。 
特に、強磁性を分類した硬磁性と軟磁性の基本的な特徴を理解したい人に役立つ。
習得できる知識
磁性の基本的な専門用語及びその意味、強磁性の特徴、硬磁性と軟磁性の基本的な特徴を学ぶことができる。
趣旨
磁気記憶装置、モーター、センサー、ヨークなどには、鉄に代表されるような磁性材料が用いられています。本講義では、磁性材料の基本的な性質について以下の内容で説明します。
(1)磁性の用途、歴史、専門用語について、
(2)磁性の種類とその特徴について、
(3)磁性の種類の1つである強磁性について、
(4)強磁性を更に分類した硬磁性と軟磁性の材料と特徴について
プログラム

1.磁性(磁気)とは何か
 1.1 磁性材料の用途
 1.2 磁性材料の歴史
 1.3 磁性に関する専門用語
  1) 磁極と磁荷
  2) 磁場と磁界
  3) 磁気モーメント
  4) 磁化
  5) 磁束密度
  6) 磁化率、比磁化率
  7) 透磁率、比透磁率
 1.4 単位系
 1.5 磁性の発現 

2.磁性の種類
 2.1 強磁性(フェロ磁性)
 2.2 反磁性
 2.3 常磁性
 2.4 反強磁性
 2.5 フェリ磁性
 2.6 らせん磁性,人体の磁性

3.強磁性
 3.1 磁化曲線
  1) 初磁化曲線
  2) 磁化率
  3) B-H曲線
  4) 透磁率
  5) メジャーループとマイナーループ
  6) 交流消磁と熱消磁
 3.2 熱磁気曲線
  1) Tcを実験から求める方法の例
  2) 飽和磁化とキュリー温度の例
 3.3 反磁界
  1) 反磁界とは
  2) 磁性体の形状の違いによる反磁界の違い
  (球、無限に長い長さをもつ円柱、無限に広い面をもつ薄膜)
  3) 磁化曲線と反磁界の関係
 3.4 磁気異方性
  1) 磁気異方性とは(磁気異方性の種類)
  2) 結晶磁気異方性
  3) Fe、Ni、Coの磁気異方性
  4) 磁気異方性エネルギー
  5) 立方晶と六方晶の磁気異方性エネルギー
  6) 異方性磁界
  7) 形状磁気異方性
 3.5 磁区構造
  1) 磁区とは
  2) 還流磁区
  3) 磁壁(ブロッホ磁壁, ネール磁壁)
  4) 磁界を印加した場合の磁区構造
 3.6 交換相互作用
  1) 現象論的考え方
  2) 量子力学的考え方

4.硬磁性材料の特徴
 4.1 硬磁性材料とは
 4.2 永久磁石の種類
 4.3 減磁曲線
 4.4 最大エネルギー積
 4.5 アルニコ磁石
 4.6 フェライト磁石
 4.7 希土類磁石(サマリウムコバルト磁石、ネオジム磁石)
 4.8 永久磁石の特性まとめ
 4.9 磁気ディスク、磁気テープに使われる材料

5.軟磁性材料の特徴
 5.1 軟磁性材料とは
 5.2 ヒステリシス損
 5.3 渦電流損
 5.4 透磁率の周波数特性
 5.5 鉄
 5.6 電磁鋼板
  1) 無方向性電磁鋼板と方向性電磁鋼板
  2) ケイ素4%以上の電磁鋼板
 5.7 パーマロイ(鉄-ニッケル合金)
 5.8 センダスト(Fe-Si-Al合金)
 5.9 ソフトフェライト
 5.10 アモルファス磁性合金
 5.11 軟磁性材料の特性まとめ
 5.12 磁気ディスク装置の磁気ヘッドに使われる材料

6.磁気ディスク装置の記録のしくみ ※時間があれば解説
 6.1 磁気ディスク, 磁気ヘッドに使われる材料
 6.2 磁気ディスク装置の動くしくみ
 6.3 記録のしくみ
 

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