金属腐食への理解が深まり、適切に対応できるようになるための知識・技術を習得できる内容です。
腐食の分類・形態といった基礎から、応力腐食割れ・水素脆性・ガルバニック腐食・大気腐食等の発生・進展メカニズム、評価・腐食試験、耐食材料・環境制御・防食設計・電気防食といった予防技術まで、実際のデータを交えて詳しく解説します。

金属腐食の発生・進展メカニズムと
耐食性評価方法・腐食予防技術【WEBセミナー】

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セミナー概要
略称
金属腐食【WEBセミナー】
セミナーNo.
st240117
開催日時
2024年01月30日(火) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員: 41,800円(税込)
会員: 39,820円(税込)
学生: 41,800円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 41,800円(税込)
会員価格:1名の場合 39,820円、2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・録画・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
鉄鋼・金属製品を取り扱う技術者の方
必要な予備知識
理系大卒程度の物理・化学の知識を保有していることが望ましい。
習得できる知識
・金属材料の腐食の基礎
(腐食の分類、乾食と湿食の違い、全面腐食と局部腐食の違い)
・腐食の発生メカニズムと予防・対策
(発錆、塗膜下腐食、粒界腐食、孔食・すきま腐食、応力腐食、水素脆性、ガルバニック腐食など)
・腐食の原因調査と評価試験
(原因調査の流れと手法、腐食試験方法)
・腐食の予防技術
(被覆防食、耐食材料、環境制御など)
趣旨
 金属製品が時間の経過とともに腐食して元の安定な化合物(酸化物や金属塩類など)に戻るのは全く自然な現象です。しかし、突発的な損傷を避けて高い信頼性を発揮させるためには、設計、製造およびメンテナンスにおいて、腐食予防策を確立しなければなりません。
 本講では、初心者向けに、金属腐食の基礎となる発生と進展のメカニズムを説明し、事例を紹介しながら、耐食性評価方法と腐食予防策の考え方を解説します。
プログラム

1.金属腐食のメカニズム
 1.1 金属の腐食形態(乾食と湿食、全面腐食と局部腐食)
 1.2 乾食と湿食のメカニズム
  1.2.1 乾食の反応(エリンガム図、ワグナー理論)
  1.2.2 湿食の反応(電位-pH図、反応速度と分極曲線、不動態、局部腐食)
  1.2.3 各種金属の腐食特性(鋼、アルミ、銅、ステンレス、チタン、乾食と湿食)
 1.3 局部腐食の種類とメカニズム
  1.3.1 粒界腐食
  1.3.2 孔食・すきま腐食
  1.3.3 応力腐食割れ・水素脆性
  1.3.4 ガルバニック腐食(異種金属接触腐食)
  1.3.5 大気腐食

2.耐食性評価方法
 2.1 金属腐食の評価
  2.1.1 形態観察
  2.1.2 腐食生成物分析
  2.1.3 破面解析
 2.2 腐食試験
  2.2.1 腐食試験の目的と試験方法の選定
  2.2.2 腐食試験の種類

3.腐食予防技術 
 3.1 耐食材料
  3.1.1 被覆防食・表面処理
  3.1.2 耐食鋼・ステンレス鋼
  3.1.3 非鉄合金
 3.2 環境制御
  3.2.1 温度
  3.2.2 化学成分
  3.2.3 流速など
 3.3 その他
  3.3.1 応力軽減
  3.3.2 電気防食
  3.3.3 防食設計・異種金属組合

□ 質疑応答 □

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