エッチング技術の進化には新規プロセスガスの開発が、
エッチングプロセスの制御にはプロセスガスの電子物性への理解が欠かせません。

本セミナーでは、そんな、エッチングの進展や制御に重要となるプロセスガスに焦点を当て、
近年発展している計算化学を用いて得られた様々な知見を提供します。

計算化学を用いた
エッチングガスの一次解離過程と新規ガスの開発【WEBセミナー】
混合ガスの選択、レシピ構成、新規ガスの開発、エッチングプロセス制御に向けて、
計算化学で得られた知見を提供!

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セミナー概要
略称
エッチングガス【WEBセミナー】
セミナーNo.
st250318
開催日時
2025年03月26日(水) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員: 44,000円(税込)
会員: 42,020円(税込)
学生: 44,000円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 44,000円(税込)
会員価格:1名につき 42,020円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
習得できる知識
プロセスガスの解離過程(イオン化、励起、電子付着解離)
計算化学による未踏領域への知識
趣旨
 プロセスガスの物性(イオン化、励起及び電子付着解離)について計算化学を用いて解析し、生成物及びその化学反応性を理解する。そこから得られた知見を基にプロセスに有用な反応種を特定するとともに導入するプロセスガス及び混合ガスの選択(レシピ構成)及び新規ガスの開発を検討する。これらの趣旨に基づき、
1. プラズマ生成の基礎
2. 計算化学の概要
3. 計算化学で明らかになったプロセス
4. 計算化学で明らかになった一次解離過程と生成物
5. 計算化学から得られた知見により開発されたエッチング技術
6. 計算化学から見た新規エッチングガスの提案
7. 計算化学から見た今後の研究課題
について述べる。
プログラム

1.プラズマ生成の基礎
 ・今後の課題…負イオンおよびラジカルの計測とプラズマシミレーション
 ・負イオンは無視してよいか?

2.計算化学の概要
 ・計算方法の種類:密度汎関数法とab initio法
 ・各種計算方法の優位性 

3.計算化学で明らかになったプロセス
 ・Siエッチングにおける酸素及び窒素添加効果
 ・ゲート付近に残留したSiO2のダメージレス化学エッチング
 ・イオン及びラジカルの生成機構と選択比
 ・気相中の電荷交換、表面からの脱離反応、負イオン放出

4.計算化学で明らかになった一次解離過程と生成物
 ・メタン系フッ化物 
 ・エタン系フッ化物  
 ・C3F6, C3F8,C4F6, c-C4F8,c-C5F8

5.計算化学から得られた知見により開発されたエッチング技術
 ・窒化膜の高選択比エッチング
 ・NO + F2 → FNO + F 等の化学反応

6.計算化学から見た新規エッチングガスの提案
 
・CxHyFz化合物
 ・その他の化合物(CF3NO,CF3NH2,SiH4 他)

7.計算化学から見た今後の研究課題
 ・負イオン形成機構と計測技術およびその役割
 ・計算化学から得られたデータを基にした断面積の見積もり

 ※セミナーの進行具合によって講演項目は一部省略することがあります。

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