本セミナーでは、蓄熱技術の基礎やカルノーバッテリー(蓄熱発電)やPower to Heat技術の国内外の研究開発動向について、詳細に解説します。最後に、マイクロカプセル蓄熱材の開発状況にも言及します。

変動性再生可能エネルギーの安定利用を支える蓄熱技術の研究開発動向【WEBセミナー】
蓄熱技術の種類と主な蓄熱材料の開発状況
カルノーバッテリー(蓄熱発電)、Power to Heat技術、季節間蓄熱技術の開発動向

アーカイブ配信付

セミナー概要
略称
蓄熱【WEBセミナー】
セミナーNo.
st251023
開催日時
2025年10月31日(金) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
北海道大学大学院 工学研究院附属 エネルギー・マテリアル融合領域研究センター 教授 能村 貴宏 氏
価格
非会員: 39,600円(税込)
会員: 37,840円(税込)
学生: 39,600円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 39,600円(税込)
会員価格:1名につき 37,840円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
特典
■アーカイブ配信について
 視聴期間:終了翌営業日から7日間[11/4~11/11中]を予定
 ※動画は未編集のものになります。
備考
PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※講義中の録音・録画・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・排熱回収、再生可能エネルギーの利用技術に携わる方
・蓄熱を利用した蓄エネルギー技術の最新動向に関して情報を得たい方
・新規蓄熱材の開発に興味がある方、新規蓄熱材の利用に興味がある方
・熱の脱炭素化で煮詰まっている方
・とにかく熱を何とかしたい!と考えている方
習得できる知識
・蓄熱材料の開発動向
・蓄熱デバイスの開発動向
・蓄熱システムの開発動向
・蓄エネ技術としての蓄熱発電・カルノーバッテリー、Power to Heat技術、季節間蓄熱の最新開発状況
趣旨
 再生可能エネルギーの導入が進む中、太陽光や風力などの**変動性再生可能エネルギー(VRE)**を安定的に活用するための技術として、蓄熱技術が改めて注目されています。本セミナーでは、VREを一旦熱に変換して蓄え、必要に応じて電力へ再変換するカルノーバッテリー(蓄熱発電)や、蓄えた熱をそのまま産業用途に活用するPower to Heat技術、さらに季節をまたいだ長期ストレージを可能にする季節間蓄熱技術について、基礎から応用まで幅広く解説します。
プログラム

1.蓄熱技術の必要性
 1.1 産業排熱回収における中温蓄熱技術の必要性
 1.2 蓄エネルギーシステムの新たなオプションとしての蓄熱技術
 
2.蓄熱技術の種類と主要な蓄熱材料の開発状況
 2.1 液体顕熱蓄熱技術
 2.2 固体顕熱蓄熱技術
 2.3 潜熱蓄熱技術
 2.4 化学蓄熱・ケミカルヒートポンプ技術
 
3.カルノーバッテリーおよびPower to Heat技術の基礎
 3.1 カルノーバッテリーの原理
 3.2 カルノーバッテリーの分類
  3.2.1 ランキンバッテリー
  3.2.2 ブレイトンバッテリー
  3.2.3 蓄熱発電
 3.3 世界のカルノーバッテリーの開発状況
  3.3.1 ランキンバッテリー
  3.3.2 ブレイトンバッテリー
  3.3.3 蓄熱発電
  3.3.4 開発の方向性
 3.4 カルノーバッテリーおよびPower to Heatに関連する各種蓄熱技術の開発状況
 
4.季節間蓄熱技術の基礎
 
5.固体顕熱/潜熱蓄熱ハイブリッド材料としてのマイクロカプセル蓄熱材の特性とその応用
 5.1 中高温潜熱蓄熱材料としての金属・合金の可能性
 5.2 中高温潜熱蓄熱材のカプセル化技術の必要性とその課題
 5.3 合金系潜熱蓄熱材のマイクロカプセル化技術
  5.3.1 製造法
  5.3.2 蓄熱性能
  5.3.3 種類および作動温度のラインナップ
 5.4 合金系潜熱蓄熱マイクロカプセルを用いた中高温蓄熱システムの設計
 
□ 質疑応答 □

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