”研究開発・生産製造の現場が主導”するリスキリング の具体的な進め方。
第1部 [10:30~12:00]
「自社業務・技能の棚卸とリスキリング促進のためのスキルマップ作成・活用法」
近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みや、能力給など評価制度の見直しへの取り組みに際し、業務とスキルの棚卸が必要とされている。さらに、高齢化社会や人手不足の加速により、より一層の人材の活用も求められている。
本講座では、「スキルアップ」に留まらず、「リスキリング」をキーワードとした取り組みの一環としての「スキルの棚卸」について、スキルマップ活用の可能性と具体的な作成にあたっての情報を提供する。
【プログラム】
1.スキルマップの意味と位置付け
1.1 DXとリスキリングの潮流のなかで
1.2 業務の棚卸とスキルの棚卸
2.スキルマップの作成手順
2.1 誰がスキルマップを作成するのか?
なぜスキルマップを作成するのか?
2.2 社内スキルの明文化と標準スキルの活用
2.3 標準スキルに関する情報収集
3.スキルマップ作成の注意点
3.1 利用目的の共通認識と広報
3.2 社内政治とスキルマップ
4.スキルマップの可能性
4.1 スキルマップの活用方法
4.2 事業戦略とスキルマップ
□質疑応答□
第2部 [13:00~15:30]
「リスキリング推進のための資格取得戦略と学習支援」
近年DXに向けた人材投資が急速に拡大しており、日本でも「リスキリング」の必要性が高まっています。技術者もこれまでとは違う新しいスキルを身につけることが必須となります。そのためには、技術系の資格取得が最も効果的なスキルアップにつながります。
しかし、資格試験の勉強を何からどう始めればいいのか、勉強が続かない、合格できないといった方も少なくありません。そして、資格試験にチャレンジしたが、途中であきらめてしまったという方も多いです。ただ、資格試験に合格するには「コツ」があるのです。その「コツ」を知らずに勉強しても合格できませんし、勉強が続きません。逆に言うと、勉強が進んで合格できるようになるとスキルアップがどんどん進みます。
そこで、30種類の資格を持つ講師が、資格試験に合格するポイントや勉強方法を詳しく解説するセミナーを開催します。このセミナーを受講することで、資格試験に合格できるようになり、「リスキリング」を実現できるようになります。
【プログラム】
1.講師が取得した資格制度の概要
(IT系)
・技術士(情報工学部門)
・情報処理技術者試験(「情報処理安全確保支援士」等)
・認定情報技術者(CITP)
・ディープラーニング検定(G検定&E資格)
(ビジネス系)
・中小企業診断士
・ITコーディネーター
(語学系)
・実用英検1級
・通訳案内士(英語)
(国際資格)
・APECエンジニア(Information)
・IPEA国際エンジニア
2.資格取得のメリット
・資格のコストパフォーマンス
・講師の資格の活用例
・技術士資格と他資格とのシナジー
・「技術士CPD」の一環としての資格取得
・正当性(権威)の裏付けとしての資格
・フリーランスとしてのセルフブランディング
・「公益確保の責務」の前提条件としての「自己満足」
3.資格試験の合格戦略と勉強計画
・自分のキャリアの棚卸(過去→現在→未来)
・人生のインプット
・「三日坊主が英検1級を10年間かけて突破した実例」に基づく「勉強を挫折しないコツ」
・ITと経営と英語の難関資格突破に共通するノウハウ
・難関試験合格に近づくための勉強計画を立てるコツ
・難関突破のための心構え
4.リスキリングの重要性
・社会の変遷に伴うリスキリングの必然性
・キャリアの節目に行うべきリスキリング
・リスキリングの極意
□質疑応答□