1. 「CASE」と熱 ~エレクトロニクス化が進む車載機器の熱問題~
1-1 車載機器の使用環境と発熱部位
1-2 熱によって起こる不具合
熱応力、劣化、性能低下、熱暴走など
2. 車載機器熱設計のための基礎知識
2-1 伝熱のメカニズム
2-2 熱伝導と接触熱抵抗低減
2-3 対流のメカニズムと計算 水冷と空冷の効率化
2-4 熱放射のメカニズムと活用 放射率増大策
2-5 熱抵抗による設計の進め方
3. インバータの構造と放熱ルート
3-1 インバータ放熱経路とボトルネック
3-2 低熱抵抗化対策
3-3 直冷式の構造と効果
3-4 両面冷却
4. ECUの放熱構造
4-1 主な熱源
4-2 冷却方式 自然空冷、強制空冷、水冷
4-3 接触熱抵抗低減策
5. 車載機器で使用する放熱材料
5-1 TIMの種類と活用
5-2 放熱シート
5-3 ギャップフィラー
5-4 サーマルグリース
5-5 使用事例
6. バッテリーの構造と熱対策
6-1 バッテリーの熱特性(熱に敏感なLiB)
6-2 放熱経路とボトルネック
6-3 水冷方式の課題と対策
7. 自動運転向けコンピュータの冷却
7-1 TESLA M3に見る水冷
7-2 SoCなどの高発熱ロジックデバイスの冷却
7-3 無線通信モジュール、LiDARの冷却
8. EVモータとその熱低策