セラミック玉軸受優位性の実験的評価と懸念事項【WEBセミナー】

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セミナー概要
略称
セラミック玉軸受【WEBセミナー】
セミナーNo.
stb230103
開催日時
2023年01月25日(水) 13:00~16:30
主催
S&T出版(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  45,100円 (本体価格:41,000円)
会員:  39,600円 (本体価格:36,000円)
学生:  45,100円 (本体価格:41,000円)
価格関連備考
45,100円 (Eメール案内希望価格:1名39,600円,2名45,100円,3名66,000円)

※資料付
※Eメール案内を希望されない方は、「45,100円×ご参加人数」の受講料です。
※Eメール案内(無料)を希望される方は、通常1名様45,100円から
 ★1名で申込の場合、39,600円
 ★2名同時申込の場合は、2名様で45,100円(2人目無料)
 ★3名同時申込の場合は、3名様で66,000円
 ★4名以上同時申込の場合は、3名様受講料+3名様を超える人数×19,800円
  ※4名以上お申し込みの場合は、ご連絡ください。

※2名様以上の同時申込は同一法人内に限ります。
※2名様以上ご参加は人数分の参加申込が必要です。
 ご参加者のご連絡なく2名様以上のご参加はできません。
備考
<Webセミナーのご説明>
・本セミナーはZoomウェビナーを使用したWebセミナーです。
 ※ZoomをインストールすることなくWebブラウザ(Google Chrome推奨)での参加も可能です。お申込からセミナー参加までの流れはこちらをご確認下さい。

<禁止事項>
セミナで共有・公開・配布される資料、講演内容の静止画、動画、音声のコピー・複製・記録媒体への保存を禁止いたします。
講座の内容
受講対象・レベル
電食が問題となる機械産業、モーターメーカーの新人、中堅技術者
必要な予備知識
転がり軸受を使用した実務経験があれば特になし。
趣旨
 転がり軸受は、日本人の食生活に例えて“機械の米”と呼ばれることもあり、機械システムを構成する上で欠くことのできない機械要素です。機械設計においては、転がり軸受を機械の仕様に合わせて選定することが仕事となりますが、基礎的な条項をしっかり理解していないと、大きなミスにつながります。
 最近では、インバータによるモータの回転速度制御が普及するにつれて、家電品でも電食が見られるようになりました。これまでに転がり軸受の電食に特化したセミナーを行ってきましたが、その究極的な対策は転動体をセラミック球にすることです。しかし、セラミック球はコストが高いことから普及してませんでした。しかし、自動車のEV化が進み、バッテリー電圧が800Vにも上昇することもあり、セラミック球が注目されてきました。このセミナーでは、電食対策以外にもセラミック球を用いると転がり軸受として様々な利点(性能向上)があることを実験データに基づいて説明いたします。セラミック玉軸受の使用を検討されている皆様にとって有意義なセミナーにしたいと考えております。
プログラム

1. セラミック玉軸受開発の歴史
 1.1 セラミック球の利点
 1.2 玉軸受に使用できるセラミック材料・加工法
 1.3 ボールとしての寿命評価方法
 1.4 これまでの使用実績

2. 高温放置による転動体の幾何学的形状変化
 2.1 背景と目的
 2.2 実験方法と実験条件
 2.3 実験結果
  2.3.1 真円度の変化
  2.3.2 直径の変化
 2.4 考察
  2.4.1 幾何学的形状変化の原因
  2.4.2 回転非同期振れに及ぼす影響
 2.5 結論

3. 振動上昇における優位性
 3.1 背景と目的
 3.2 実験方法と実験条件
 3.3 実験結果
  3.3.1 深溝玉軸受の場合
  3.3.2 スラスト玉軸受の場合
 3.4 考察
 3.5 結論

4. 内部摩耗における優位性
 4.1 背景と目的
 4.2 実験方法と実験条件
 4.3 実験結果
 4.4 考察
 4.5 結論

5. 温度上昇・グリース酸化劣化における優位性
 5.1 背景と目的
 5.2 実験方法と実験条件
 5.3 実験結果
 5.4 考察
 5.5 結論

6. 温度ロバスト性における留意事項
 6.1 背景と目的
 6.2 実験方法と実験条件
 6.3 実験結果
 6.4 考察
 6.5 結論

7. 電食における優位性
 7.1 背景と目的
 7.2 実験方法と実験条件
 7.3 実験結果
  7.3.1 セラミック玉軸受の振動変化
  7.3.2 セラミック玉軸受の入力電圧と温度変化
  7.3.3 セラミック玉軸受内部観察結果
 7.4 結論

8. セラミック球の寿命評価
 8.1 背景と目的
 8.2 実験方法と実験条件
 8.3 実験結果
  8.3.1 窒化ケイ素球の評価
  8.3.2 窒化ケイ素球以外の評価
 8.4 結論

9. セラミック玉軸受の展望
 9.1 性能面からの展望
 9.2 コスト面からの展望

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