医療現場で評価される医薬品包装とは?
 また、何が現場で問題なのかを具体例を元に解説!

医療現場・患者に求められる医薬品包装・容器・表示のポイントと改善策
~“使いやすさ”“わかりやすさ”を現場視点で事例から解説~

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セミナー概要
略称
医薬品表示
セミナーNo.
141146
開催日時
2014年11月19日(水) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
タイム24ビル  4F セミナールーム
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き
講座の内容
趣旨
東日本大震災では、世界のモノ作りを支えてきたサプライチェーンが打撃を受け、日本が世界に誇る高い生産効率と機動性が破綻し、国内での集中生産がリスクに対して極めて脆弱であったことが明らかとなった。東日本大震災後の医療支援においても、医薬品の確保は元より、患者が震災以前に服薬していた医薬品を視認、識別し、手持ちの在庫からどの医薬品を選択するべきか判断するいわば「平時のルーチン業務」が、薬剤師の役割として大変重要であることが再認識された。
調剤というルーチン業務では、医薬品の包装形態にメディケーションエラーを生むリスクが内在していると、当該医薬品の不適切な使用を誘発する温床となる。たとえ製薬企業の包装デザイン設計に関わる専門家が、自社内で議論を重ね開発・採用に至った医薬品包装であっても、そのデザインが医療従事者から高い評価を得られるとは限らない。一方、医療現場での採用医薬品は、より安価で、なおかつメディケーションエラーを誘発しにくいジェネリック薬品に置き換わる傾向がより鮮明になっている。
そこで本講では以下に示した項目に従い、元病院勤務薬剤師の立場からジェネリック薬品を念頭に、現在臨床現場で使用されている医薬品包装のデザイン、形態、使用感に関する医療医従事・患者からの評価を交え、当該包装の何が現場で問題なのかを具体的に提示する。同時に、医療現場で評価される医薬品包装や、現場で今後必要とされる医薬品包装のヒントについても提示したい。
プログラム
 1.医療現場における医薬品の保管状況
  1-1 病院薬局における保管状況
  1-2 病棟における保管状況
  1-3 保険薬局における保管状況

 2.医療現場で問題となる医薬品包装・表示デザイン事例
  2-1 現行医薬品の包装・表示ラベルの問題点
   2-1-1 外見が類似している医薬品
   2-1-2 包装形態に問題がある医薬品
   2-1-3 ラベル表示に問題がある医薬品
   2-1-4 使用期限の表示に問題がある医薬品
   2-1-5 PTPシートの表示に問題がある医薬品
   2-1-6 ブリスター表示に問題がある医薬品
  2-2 ジェネリック薬品の問題点
   2-2-1 薬用量の表記方法とメディケーションエラー
   2-2-2 誤解を生みやすいラベル、商品名
   2-2-3 使い方が難しい経口製剤の例

 3.医療現場で評価される医薬品包装・表示デザインの例
  3-1 キット製剤・プレフィルド製剤の医療現場での評価
  3-2 ピッチ印刷によりリスク軽減が期待できる経口製剤の例
  3-3 カードブリスターによりリスク軽減が期待できる経口製剤の例
  3-4 イラストやシンボルマークの導入によりリスク軽減が期待できる経口製剤の例

 4.医薬品包装・表示デザイン改善策のヒント
  4-1 キット化が望まれる医薬品 
  4-2 プレフィルド化が望まれる医薬品
  4-3 ブリスター化が望まれる医薬品
  4-4 外部包装に工夫が望まれる医薬品

 5.付加価値の高いジェネリック医薬品の例
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