2015年06月19日(金)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員:
50,906円
(本体価格:46,278円)
会員:
48,125円
(本体価格:43,750円)
学生:
11,000円
(本体価格:10,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名様同時申込の場合、2人目無料(2名で49,980円)になります。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
初めてレジスト材料を扱う方、レジストを使用して製品・開発を生産する方、レジスト分野の技術指導をする方など、初心者から実務者まで広範囲の方を対象としています。
レジストを使用する上での基本的な考え方、ノウハウ、最適化法、トラブル対処法、などが習得できます。
現在、フォトレジストは、産業の様々な分野で広く利用されています。しかし、その高度化に伴い、フォトレジストの品質が製品に与える影響も深刻化しています。本セミナーでは、これからレジスト材料を使用する方、レジストリソグラフィでトラブルを抱えている方々を対象に、フォトレジスト材料の特性、プロセスの最適化、付着・濡れ・欠陥といった各種トラブルに注目し、評価・解決のアプローチを丁寧に説明します。また、研究開発・トラブルフォローといった実務上での取り組み方について、豊富な実例を交えながら解説します。初心者にも分かりやすく、基礎から学べる内容となっています。受講者が抱えている日々のトラブル相談にも応じます。
1.レジスト・リソグラフィ入門
1-1 リソグラフィプロセスの基礎(レジストとは?)
1-2 レジストコントラストの理解(なぜコントラストが重要か?)
1-3 段差部でのパターン形状設計(膜内多重反射、バルク効果)
1-4 先端リソグラフィ(位相シフトマスク、液浸リソグラフィ)
1-5 エッチングマスクとしてのレジストパターン
1-6 検査技術(SEM、AFMのポイント)
2.レジストトラブルの発生メカニズムと対策
2-1 レジスト付着性を促進する要因(表面エネルギー、凝集力、応力緩和)
2-2 レジスト付着性を低下させる要因(応力集中、溶液浸透、パターン間メニスカス)
2-3 表面エネルギーからレジスト付着性を予測する
(付着エネルギーWa、拡張係数S、円モデル)
2-4 ドライ中での付着性は溶液中と逆の結果になる(γp効果、最適条件の設定法)
2-5 HMDS処理はレジスト膜の付着性を低下させる
(処理温度と処理時間、付着性と密着性の差)
2-6 Al膜上でのレジスト付着不良(WBL、複合表面処理)
2-7 パターン凸部は凹部よりも剥離しやすい(応力集中効果、表面硬化層の影響)
2-8 レジスト膜の応力をin-situ測定する(応力緩和と発生、乾燥プロセス変動)
2-9 レジスト膜の膨潤をモニタする(アルカリ液の浸透、屈折率評価、導電性解析)
2-10 レジスト膜の欠陥発生メカニズムと対策
(環境応力亀裂、濡れ不良、ポップアップ)
2-11 ドライフィルムレジスト(DFR)の付着性(メッキ時のEaves不良)
2-12 ナノインプリントにおける剥離残差対策(疎水化による離型処理)
2-13 ウォーターマーク(乾燥痕)はこうして発生する
(乾燥メカニズム、液体内の対流効果、微粒子凝集、パターン形状依存性)
2-14 レジスト表面の微小気泡対策(気泡のピンニング効果)
3.レジスト材料プロセスの高品位化
3-1 微小パターンの物性(表面サイズ効果、相互作用因子とは)
3-2 レジストパターン1個の付着力を実測する
(DPAT法、ナノサイズの付着力の実験式)
3-3 高分子集合体をマニピュレーションする(レジストパターンからの集合体分離)
3-4 レジスト膜中のナノ空間を見る(vacancy、パターン構造設計)
3-5 レジストパターン1個のヤング率を実測する(測定方法、強度設計)
3-6 レジスト膜表面にはナノ硬化層が存在する
(AFMインデンテーション法、断面硬化層分布、LER評価)
3-7 レジスト膜表面のナノ気泡を見る(AFMナノバブル観察)
4.技術開発および各種トラブル相談(日頃のトラブルサポートなど)