ホーム > セミナー > リチウムイオン二次電池の特性評価法の基礎と応用

リチウムイオン二次電池の特性評価法の基礎と応用

~充放電特性の解析、劣化評価、交流インピーダンス測定・評価など~

セミナー概要

略称
LIB特性評価法
セミナーNo.
開催日時
2017年02月28日(火)10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 会議室
講師
エンネット(株) 代表取締役社長 工学博士 小山 昇 氏
<専門>
 電気化学、エネルギー電子化学
<学協会>
 電気化学会、日本化学会、The Electrochemical Society 他
 賞; 日本化学会学術賞など受賞
<略歴>
 東京工業大工学部助手、米国カリフォルニア工科大学博士研究員(3年間)、東京農工大工学部助教授と同大教授(31年間)、平成24年3月末に同大学大学院工学研究院を定年退職、平成24年4月1日からエンネット株式会社代表取締役社長で、現在に至る。
<NEDOの委託・助成事業>
 (平成25~28年度「新エネルギーベンチャー技術革新事業(燃料電池・蓄電池) /多重インピーダンス計測によるリチウム二次電池の安全性診断法の開発」(フェーズA、B&C))を実施。
<最近の主要出版物; 論文、本、および解説>
1) 論文:" Evaluation of Thermodynamic and Kinetic Parameters from Voltammetric Responses for Molecular-Solid Li(Li1/3Ti5/3)O4 Particles Confined on Electrode ", J. Electrochem. Soc., 160,A3206-A3212 (2013).
2) 論文:"MEM Charge Density Study of Olivine LiMPO4 and MPO4 (M = Mn, Fe) as Cathode Materials for Lithium-Ion Batteries", J. Phys. Chem. C, 117, 2608-2615 (2013).
3)論文:"State-of-Health Estimation of LiFePO4/Graphite Batteries Based on a Model Using Differential Capacity." J. Power Sources, 306, 62-69(2016).
4)本:"レアメタルフリー二次電池の最新技術動向"の第2章第1節.イオウ系正極の開発状況,シーエムシー出版, pp53-80 (2013).
5)本:小山 監修、 “リチウムイオン二次電池の長期信頼性と性能の確保”、サイエンス&テクノロジー(2016年10月出版)
6)解説:リチウム二次電池の市場動向および開発動向、WEB Journal, 156, 2, 11-15、(2015).
価格
非会員: 49,980円(税込)
会員: 47,250円(税込)
学校関係者: 10,800円(税込)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。

■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付

講座の内容

受講対象・レベル
1.リチウム二次電池(LIB)の材料開発や評価法の開発に関わる研究技術者、
2.リチウム二次電池に関する研究プロジェクト企画者やマネージャー、
3.電池メーカー、自動車メーカー、メンテランスメーカーなどでLIBと関わる技術者
習得できる知識
リチウムイオン二次電池の仕組み、充放電特性の見方、直流パルス応答の意味、交流インピーダンス法から得られるスペクトルの意味、電池状態把握の診断など。
趣旨
 モバイル機器用途から、定置型蓄電、車などの大型用途まで、リチウム二次電池の市場はさらに広がりを見せています。そのために、リチウム二次電池の状態把握、安全性の確保がとても重要な開発課題になっています。
 そこでこの度、新規参入企業や新たに研究を始められた初学者にも分かりやすいように、リチウムイオン二次電池の特性評価法、特に充放電曲線の解析、インピーダンス特性・評価について基礎からじっくりと解説します。最新の開発測定法も紹介し、周辺の研究課題を明らかにします。 最初に、リチウム二次電池を理解する上で、少なくとも必要である基礎概念の解説を行います。次に、特性評価のために汎用されている充電放電曲線、サイクリックボルタモグラムの直流法と比較しながら、交流インピーダンス法の解説とその応答スペクトルの解説も行います。講義終了後には、受講者の講演内容に関するご質問に可能な範囲で回答いたします。
 
プログラム
1.電池反応の基礎
 1-1.反応の基礎概念  
  a.酸化還元電位、ネルンストの式、電気二重層、出力電位、
  b.ガスー格子モデル
  c.電極反応とは、過電圧、分極
 1-2.電極反応速度
 1-3.リチウムイオンの拡散過程

2.正・負電極用活物質のレドックス応答とその解析・評価
  a.負極のレドックス応答
  b.正極のレドックス応答
  c.正・負電極でのレドックス応答

3.直流各種評価法
  a.充放電曲線(エネルギー密度、レート特性、Newman モデル)
  b.充放電曲線の微分特性( OCV曲線とdV/dQ曲線)
  c.パルス法

4. 交流インピーダンス評価法
 4-1.測定法
  a.FRIと高速フリーリエ変換法(FFT)の特徴
  b.評価モデル等価回路
  c.活物質球状粒子表面上膜(SEI)界面と等価回路 
  d.固体粒子/電解液界面での各種パラメータ
  e.最近の報告例のいくつか
 4-2.求められたインピーダンススペクトル(EIS) 
  a.EISの温度、およびSOC依存性
  b.3D表示化

5.インピーダンス法による劣化診断および寿命診断
  a.市販電池でのインピーダンス応答
  b.評価用等価回路およびカーブフィッティング
  c.劣化挙動との関連性
  d.劣化度評価と寿命推定(機械学習法)

6.電池の性能確保に向けて
  a.電池作製プロセス
  b.界面制御
  c.化学修飾
  d.安全性対策
  
7.おわりに
キーワード
リチウム,電池,反応,レドックス,応答,インピーダンス,劣化,診断,講習会,研修,セミナー

関連するセミナー

関連する書籍・DVD

関連するタグ