マイクロ波を用いた今までにない技術提案の手がかりをわかり易く解説!
ピンポイント加熱を用いた最新技術動向を短時間で網羅!

マイクロ波が拓く新規な物質製造技術
~新規材料、界面、プロセッシング、バイオマスへの応用~

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セミナー概要
略称
マイクロ波
セミナーNo.
170737
開催日時
2017年07月31日(月) 09:45~17:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4F 第2特別講習室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。

■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付き
講座の内容
受講対象・レベル
・電気電子工学あるいは物理の観点からみたマイクロ波加熱応用の基礎知識が習得できる。これにより、マイクロ波加熱応用に必要な基礎理論が理解できるとともに、装置設計の見通しが立てやすくなる。
・マイクロ波加熱技術を用いた革新的プロセスの提案をお考えの方、マイクロ波加熱を工業プロセスに生かしたいがどのような特徴が生かせるかとお悩みの方、さらには広くマイクロ波加熱による化学・材料形成プロセスにご興味をお持ちの方が対象。
習得できる知識
・電気電子工学あるいは物理の観点からみたマイクロ波加熱応用の基礎知識
・マイクロ波加熱応用に必要な基礎理論、装置設計
・マイクロ波加熱機構の基礎
・マイクロ波の材料選択的加熱の利用法
・界面を直接的に加熱するマイクロ波利用技術の最新動向
趣旨
マイクロ波による加熱は対象の物質により選択的な加熱が可能です。本講座では、マイクロ波加熱応用の基礎理論からマイクロ波の選択的加熱を用いた化学反応技術、材料プロセッシング技術、バイオ分野への応用技術にいたるまで、マイクロ波加熱応用技術について解説します。
プログラム

第1部 マイクロ波が拓く新規な物質製造技術

             和田 雄二 (東京工業大学)

第2部 マイクロ波加熱応用の基礎理論

             三谷 友彦 (京都大学)
1.電磁波・マイクロ波とは
2.マイクロ波加熱の原理
  2-1 電磁波(電気)を使った加熱
  2-2 誘電加熱
3.マイクロ波加熱を科学的に理解するための知識
  3-1 誘電率
  3-2 波(電磁波)の表現方法
  3-3 複素誘電率
4.マイクロ波加熱装置の概要
  4-1 シングルモード/マルチモード
  4-2 Sパラメータ、反射係数、デシベル(dB)、反射率
  4-3 シングルモードの電磁界シミュレーション事例
 

第3部 マイクロ波を応用した界面への直接加熱

             米谷 真人 (東京大学)
1.マイクロ波加熱の機構
  1-1 物質選択的マイクロ波吸収特性
  1-2 物質選択的加熱による事例
2.マイクロ波の界面による吸収
  2-1 界面双極子の効果
  2-2 界面での電荷移動の効果
  2-3 電磁波の界面での分布
3.界面選択的加熱を用いた最新技術動向
  3-1 薄膜形成
  3-2 積層膜焼成
  3-3 マイクロ波吸収複合材料
  3-4 革新的プロセスの提案
 

第4部 マイクロ波照射による材料プロセッシング

             福島 潤 (東北大学)
1.固相系マイクロ波プロセッシング
  1-1 固相系マイクロ波応用技術の進展
  1-2 固相系マイクロ波プロセッシングの事例
2.高温プロセッシング
  2-1 マイクロ波照射による材料の自己発熱と伝熱の特徴
  2-2 マイクロ波プロセッシングにおける断熱
3.マイクロ波材料プロセッシングの最新技術動向
  3-1 固-固反応促進
  3-2 固-気反応促進
  3-3 還元反応促進
  3-4 材料組織制御
 

第5部 マイクロ波加熱のバイオマス利用分野への応用

             椿 俊太郎(東京工業大学)
1.マイクロ波を用いた抽出技術
  1-1 マイクロ波水蒸気蒸溜
  2-1 マイクロ波水熱抽出
2.マイクロ波を用いたバイオマス利用技術
  2-1 リグノセルロース系バイオマス
  2-2 藻類バイオマス
  2-3 バイオマスの誘電特性
スケジュール
第1部 9:45~11:05
    ↓
    5分休憩
    ↓
第2部 11:10~12:30
    ↓
    12:30~13:10 昼食
    ↓
第3部 13:10~14:30
    ↓
    10分休憩
    ↓
第4部 14:40~16:00
    ↓
    10分休憩
    ↓
第5部 16:10~17:30
キーワード
Microwave,電子,レンジ,人体,加熱,電磁波,樹脂,高分子,研修,講習会
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