MDSAP(Medical Device Single Audit Program)が始まったにも関わらず、ここ数年日本におけるFDA査察頻度は増加傾向にあります。査察をスムーズに行い、クリアするための対応について、査察通訳通訳業務を通じて得た経験を共有いたします。最低限必要な文書の事前英語整備、どこの場所の何を英訳しておくべきかに注目し、現場ツアーを含む全般的な査察準備、通訳を挟んだ査察対応と査察官とのコミュニケーションのポイントを明示すると共に、査察の流れに沿って特に留意すべき項目を入れながら説明いたします。また模擬査察或いは事前の社内トレーニングについても、なぜそれが重要かについても触れたいと思います。